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ルイ ヴィトン 神戸店【全国フレグランス×香水聖地巡礼ガイド2023】

関西・名古屋
©LOUIS VUITTON
関西・名古屋
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ルイ・ヴィトン 神戸店

場所 兵庫・神戸
住所 兵庫県神戸市中央区京町25番地
電話 0120-49-4116

日本全国の女性フレグランス・スペシャリストの中でも東西を二分するトップオブトップ的存在が、ルイ・ヴィトン神戸店の女性フレグランス・スペシャリスト様とゲラン伊勢丹新宿のO様です。

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2022年3月、ルイ・ヴィトンの香水の聖地、神戸に誕生。

ルイ・ヴィトン神戸店 ©LOUIS VUITTON

2022年3月19日(土) に、ルイ・ヴィトンの神戸店がオープンしました。御堂筋店に次ぐ、3フロアに渡る西日本でも有数の大型路面店となります。

この店舗に、香水販売の世界において、ただ効率よく販売するのではなく〝香りのアドバイザー〟〝香りの伝道師〟として、これからの香水販売のあるべき姿を実践している女性フレグランス・スペシャリストの方がおられます。

日本一のフレグランス・スペシャリストの呼び声が高いこの方は、元々日本でも有数のフレグランス正規輸入代理店ブルーベルのチーフを勤められ、2016年9月15日のルイ・ヴィトンのフレグランス・ローンチを機に転職され、ルイ・ヴィトンの心斎橋店(現在移転)に勤務することになりました。

グラースでルイ・ヴィトンのフレグランス研修も受けられた筋金入りのスペシャリストとして、2020年2月1日に御堂筋店がオープンした際には、オープニング・スタッフに選抜され、さらに今回、神戸店オープンにあたり新たなる香水の聖地を作るべく招聘された方です。

特にルイ・ヴィトンの路面店は、ただ商品を売るのではなく、〝ルイ・ヴィトンの体験〟も併せてお客様に満足して頂く店舗となります。だからこそ、神戸店は、東日本の香水の聖地である表参道店松屋銀座店に匹敵する、西日本の香水の聖地を誕生させるという高い志を実現すべく、最高の人材を求めたのでした。

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LVにはなぜフレグランス・スペシャリストが存在するのか?

ルイ・ヴィトン神戸店 ©LOUIS VUITTON

ルイ・ヴィトンのフレグランスの種類が20種類以上あるのは、顧客様それぞれの感性で心が求めている香り=〝自分の香り〟を選んで頂きたいからです。

だからルイ・ヴィトンには、トレーニングを受けたフレグランス・スペシャリストが存在し、〝顧客様の香りの記憶や、趣味趣向、新しい香りに対する欲求と結びつけ〟見つけていくお手伝いをしてもらうため、時間をかけて接客してもらうようにしています。

ジャック・キャヴァリエ

2023年10月現在、ルイ・ヴィトンでフレグランスを購入する場合、以下の三店舗での接客体験を特に推奨します。

  1. 神戸店 女性スペシャリスト様
  2. 表参道店 二人の男性スペシャリスト様
  3. 新宿店 二人の男性スペシャリスト様

さらに以下の六店舗にも、しっかりと香り選びが出来るフレグランス・スペシャリスト様がおられます。

  1. 松屋銀座店 女性チームマネージャー様
  2. 銀座並木通り店 女性スペシャリスト様
  3. 新宿高島屋店 女性スペシャリスト様
  4. 横浜高島屋店 女性スペシャリスト様
  5. ナゴヤ ミッドランド スクエア店 女性スペシャリスト様
  6. 大阪阿倍野店 女性スペシャリスト様
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日本一のフレグランス・スペシャリスト様

ルイ・ヴィトンのトップオブトップと呼ばれるのが、神戸店の女性スペシャリスト様です。

彼女は、ご自身のことを「販売員」とは呼ばず、「香りの伝道師」「香りの案内人」「香りのコンサルタント」と呼んで頂けるような接客を心がけています。

まさにルイ・ヴィトンというブランドイメージそのものの洗練された美しい外見からは、想像出来ないほどの親しみやすさと優しさを感じさせてくださる方です(お客様と一緒に楽しみながら香りをお選びすることも出来る方です)。

ルイ・ヴィトンのフレグランス・スペシャリストの間でも、一目置かれている存在であるこの方は、〝香水に対する専門知識がないから、商品として割り切って売ることが出来るんだよ〟という、(ラグジュアリー・ブランドの販売員がとりがちな)低レベルな香水販売の姿勢とは一線を画した本格的なフレグランス・カウンセリングが出来る方です。

彼女のひとつひとつのストーリーテリングの素晴らしさは、以下の彼女の持論から生まれていると思われます。

私はフレグランスにとって〝香料はあくまで役者〟であって、一流の素材であればあるに越した事はないのですが、そこにストーリーや監督、演出家がいて、はじめて一つの作品になっていくと考えています。

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LVのトップオブトップは、清く正しく美しい女性。

ルイ・ヴィトンの香水を購入する場合、とても心配なのは、〝普段はルイ・ヴィトンとは無縁な私がそのような場所で丁寧な接客を受けることが出来るのだろうか?〟という心配です。ましてや、ルイ・ヴィトンの香水の価格帯は4万円近くからと、ルイ・ヴィトンの商品の中でも一番安い価格帯となります。

心配されるのは当然です。

しかし、わざわざルイ・ヴィトンが(エルメスやカルティエと違い)フレグランス・スペシャリストの存在を置いている理由を考えてください。それはルイ・ヴィトンにとって、フレグランスはブランドのアンバサダーのようなものだからです。

だからこそ、香水販売で実績のある人々を、ルイ・ヴィトンのフレグランス・スペシャリストとして迎えているのです。ルイ・ヴィトンのスペシャリストの中でも、トップオブトップに位置するこの方の素晴らしいところは、

  1. 高嶺の花のような美貌と優雅な物腰をお持ちで、女性が憧れる女性であること。
  2. ルイ・ヴィトンを体現する美しさと気品を兼ね備えている。バレエをしておられたので物腰がとにかく優雅。
  3. でありながら優しく温かく安心感があり、時にキャッキャ盛り上がる素敵なギャップもあられる。
  4. 他ブランドの香りに対する愛も深く(フエギア/エルメス/クリード/クルジャン愛も強い)、あらゆる香水に対する知識がずば抜けており、常に勉強熱心であり、アンテナを張っておられる。
  5. 美しい言葉で香水を語る力がある。そして、優雅な空間に引き込んでくれる。
  6. メンズ・フレグランスを血液型に分けて説明するなど、とにかく説明の引き出しが多く、ワクワク感を与えてくれる。

つまり、全国にファンを持っておられる方なのです(とても忙しい方なので、ご予約され、ゆっくりと接客を受けられることをお奨めします)。

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より確実にトップオブトップに接客して頂く方法

実は、ルイ・ヴィトンは、フレグランスのスペシャリストであれ、全カテゴリーの接客をすることになっています。そのため突然来店し、いざフレグランス・スペシャリストに接客して頂きたいと希望しても、接客中であることが多いのです。

ここで、より確実にトップオブトップの接客を受けることが出来る方法をアドバイスさせてください。

  1. 大前提として、手の空いている(香水についての知識が無い)スタッフと香水を選ぶことは避ける。もしくは、そういう方の接客を受けていて不安を感じたら「フレグランスに詳しい方はおられますか?」と遠慮なく聞く。
  2. 営業時間内に、フリーダイヤルに電話をしてフレグランス・スペシャリストにつないでもらう。そうすると、都合の良い日程で予約を取っていただけます(これは皆様誤解するところなのですが、予約とは購入予約ではなく、来店予約なのですぐに購入することが出来なくてもかまいません)。
  3. 突然来店を決めたとき、フレグランス・スペシャリストが接客中だとエントランスで告げられたとき、「接客が終わった時に連絡を頂くようにしてもらう」。すると、当日、接客を受けることが出来やすいです。

折角、神戸でルイ・ヴィトンの香水を購入するのなら、トップオブトップのコンサルテーションを受けてみることを強くお勧めします。

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① LV香水の正しいスプレーの使い方

日本一のフレグランス・スペシャリスト様から以前お聞きした、ルイ・ヴィトンのフレグランスだけでなく、あらゆるフレグランスに適応可能な素晴らしいアドバイスについて、ここに再公開させて頂きます。以下、スペシャリスト様のお言葉となります。

お客様にご購入いただいた後で、「皆様、フレグランスを選ぶ時には慎重にお選びになられるのですが、いざ毎日使うとなると、正しくない自己流の身にまとい方をされる方が少なくありません」とお伝えすると、結構ドキリとされる方が多いように感じます。

スプレーの使い方は、あまりに基礎的なことなので、意外と自分のスプレーの使い方が正しいかどうか〝今更聞けないこと〟になってしまいがちです。だからこそ、最初に、ルイ・ヴィトンのフレグランスのスプレーの正しい使い方について説明させて下さい。

スプレーを使う時に、ブルーベルで働いていた頃からずっと言われ続けたのは、『スプレーの基本は、肌から20cmくらい離した方が〝アルコールを飛ばしながら肌に香りがつく〟ので、つけたてでもふんわり香る』という事でした。

さらに、この肌から少し離してスプレーする事により、できるだけ〝点ではなく面で〟香りを肌に乗せることができるので、『さりげなく・まんべんなく・どこからともなく』香らせる事ができます。

以上を踏まえると、やはりスプレー自体の品質がとても重要な要素であり、〝まっすぐ勢いよく〟出るものよりも、〝細かい霧状でふんわり〟出るものの方が適していると言えます。さらに使い慣れていない方でもテクニックいらずで上手く肌に乗せる事ができます。

ちなみにルイ・ヴィトンは、非常に珍しいことなのですが、スプレーの特許を取得しています。スプレーの中の作りが特殊であり、ふんわりと噴射されるように作られています。これは100mlと200mlのボトルだけであり、トラベルスプレーには搭載されていません。

ちなみに100mlのボトルは使い切れないとおっしゃる方もいらっしゃいますが、私は「使いきれなくても全然いいんですよ。フレグランスは〝使い切る事〟が目的ではなく、〝使って過ごしている時間〟が大切なんですよ」とお伝えしています。

そのような特殊なスプレーなので、ルイ・ヴィトンのフレグランスは、通常の素晴らしいスプレーの特徴である三角形の霧状になるのではなく、細やかな霧が〝円〟を描くように噴射されるのです。そのため、テクニック要らずで、少し肌から離してさえスプレーしさえすれば〝細かい霧状でふんわり〟身に纏う事ができるのです。

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② 香りをつけてはいけないNG箇所とは

一般的に、香水愛が深まっていく中、フレグランス選びは、年齢やトレンドなどに合わせてアップデートされていくのですが、過去に一度覚えた香りのつけ方がアップデートされることは意外にありません。手首に吹きかけその後、それを反対の手首でゴシゴシ、そして、首にもスリスリという方が今でもとても多いのです。

「ではどこにつけるのが一番良いのですか?」とお聞きになられた場合、私は〝どのように香らせたいかによります〟とお答えするようにしています。

そして、まず先に〝香りをつけてはいけないNGな箇所〟をお伝えするようにしています。それは『体温が上がりやすい場所と、汗をかきやすい場所』です。

例をあげると、体の中心部(胸元、お腹)は内臓を守ろうとして体温があがりやすいので、〝胸元につけたい→肩〟〝お腹につけたい→ウエスト両サイド〟に変えてみるだけで香り立ちの良さが全く違ってきますよ、とお伝えしています。

あと、汗をかきやすい場所だと汗と香水が混ざってしまい、香りの成分に影響を与えてしまいますので、せっかくムエットで試香して厳選されても〝これは良い香り!と思ってくださったその香り〟ではなくなってしまいます。

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③ 香りをうまく身にまとう方法

〝香りをつけてはいけないNGな箇所〟を先にお伝えした後に、香りをうまく身にまとう方法をお伝えさせて頂くようにしています。

まずフレグランスには必ずアルコールが含まれているので、下から上に立ち昇るように香る性質があることを頭に入れておく必要があります。

そして、『足首、膝(裏側は汗ばむためNG)、ウエスト両サイド、肩。このいずれかの箇所に、1箇所ワンプッシュずつで良いので、それを2,3箇所に分けて纏っていただく』ように提案させて頂いております。

そうすると全身にどこからともなく優しくさりげなく香りが立ち上り、良い香りのオーラで包まれているような印象でお使い頂くことが出来るのです。

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一流のプロから学ぶ、香水接客のテクニック

ずっとカイエデモードが気になっていた、一流の香水販売員の方々に共通する接客スタイルについて不躾な質問をさせていただきました。

香水をご紹介する時、ムエットに香りを吹き掛けてから、すぐにそれをお客様にお渡しせずに、まずその香りの説明をしてワンクッション置いた上で、そのムエットをお渡しするのは、少し焦らして、その気になって頂くためなのでしょうか?

以下、彼女のお言葉です。

私が、接客の際になぜムエットに香りを付けておきながら、自分で持ちながらお客様へ香りの話をするのか、その理由は以下の三点にございます。

① 香りがムエットの上で少し落ち着く・定着するのを待っている。そして、パタパタ扇ぐのは忙しなく見え、美しい所作に見えないと考えているからです。

② 呼吸や意識を整えるように、お客様にも「今からこの香りのお話をします」と所作からメッセージをお伝えするため。他にもバタバタした売り場環境の中でも香りの世界へお客様をお導きさせていただく為に、お茶を点てたりお花を生ける方から漂う空気を醸し出す工夫の1つとして。

③ 直前に試した香りと時間の間隔を敢えて置くため。時間の間隔を置かずに異なる香りをどんどん試してしまうと鼻が効かなくなる為。意外と香りは鼻腔に残っているような気がします。