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DIOR BEAUTY SHIBUYA【全国フレグランス×香水聖地巡礼ガイド2024】

東京
@DIORBEAUTY
東京
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DIOR BEAUTY SHIBUYA

場所 東京・渋谷PARCO
住所 東京都渋谷区宇田川町15-1 1F
電話 03-6455-2324

東京のディオール・フレグランスの聖地は、渋谷にあります。それは「DIOR BEAUTY SHIBUYA」です。ディオールは『日本でいちばん人口密度が高いコスメカウンター』というイメージなのですが、この渋谷PARCOにある店舗は、びっくりするほどゆったりとディオールの世界に触れ合うことが出来る『ディオールのオアシス』なのです。ここに、かつて南米発のメゾン・フレグランスで働き、その香水接客の極意を学んだ、ディオールでトップ3に入るフレグランス・スペシャリストの20代の女性がおられます。乃木坂のメンバーにいそうな美的感覚もばっちしな彼女は『Z世代にとって究極の香りの案内人』と言えるのではないでしょうか?
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Z世代にとって究極の香りの案内人

@SHIBUYA PARCO

20世紀渋谷カルチャーの代名詞的存在だった、渋谷PARCOは1973年6月14日に開業しました。21世紀を迎え、一旦、2016年8月7日21時をもって閉店し、2019年11月22日にリニューアルオープンしました。

現在、ルラボ、エルメス、アクアディパルマ、ジョー・マローン、バイレード、ビュリー、マルジェラが集結しているこの場所に、あまり知られていない香水の聖地が存在します。「DIOR BEAUTY SHIBUYA」です。

こちらは単独店舗であり、通常のディオールのコスメカウンターでは扱われない最高級フレグランス・コレクション「メゾン クリスチャン ディオール(MCD)」が展開されております。

ちなみに、MCDは大きく分けて3種類の店舗が存在しています。

  1. 単独店舗(心斎橋大丸、京都伊勢丹、新宿伊勢丹)→思う存分、香水接客に専念出来る。
  2. 分離店舗(GINZA SIX、日本橋高島屋、神戸阪急)→通常のコスメ店舗とつながっている分だけ、香水販売だけに専念できず、コスメ販売もしなければならないことが多く、抜け殻店舗になっている時が多い。
  3. 付属店舗(表参道、梅田阪急)→香水販売店としては機能せず。

この「DIOR BEAUTY SHIBUYA」は、3のカテゴリーに属するのですが、でありながら、MCDの接客が抜群に受けやすい店舗なのです。以下、その理由を説明していきます。

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乃木坂のメンバーにいそうな女性スペシャリスト様

@DIORBEAUTY

かつてクリスチャン・ディオールのコスメカウンターは、フレグランスを求めるお客様に対して、「ミス ディオール ブルーミングブーケ」か「ソヴァージュ」を紹介しておけば良いだろうという、接客を放棄して、ただたださばいていくだけの、ディオール・フレグランスにとって墓場のような環境でした。

それはディオールのビューティーコンサルタントが、どれだけ能力が高くとも、混み合っている店舗に配属されると、その能力を発揮するわけにはいけない三重苦に悩まされることになるからでした。

  1. 長蛇の列を見ながら、ゆっくり丁寧な接客が出来るわけはない(当然ながら、お客様も遠慮してしまう)。
  2. 人気ラーメン屋のような活気にあふれているが、お客様との交流はほとんどなく「購入商品を聞いて、レジに持っていく」だけの仕事になる
  3. とにかく忙しい。人間性が奪われるほどの忙しさ

そんな中、コロナ前の2018年に、一部のディオール・コスメカウンターにメゾン・クリスチャン・ディオールが登場したのですが、フレグランス・スペシャリストやエキスパートは存在するものの、(商品単価の良い)メイクアップやスキンケア商品の販売が忙しいため、満足な香水接客が出来ない状況の中、プロである彼女たちのトレーニングも疎かにされてきたのでした。

元々はフレグランスから誕生したディオールのパルファム&コスメ部門のブランドとしての誇りが教育されていないコスメカウンターにおいて、フレグランスの地位は、スキンケア、メイクアップより遥かに低いものとなっていました。

それは単純に販売員が単価を見て、商品価値を決めてしまうようになっていたからです(営業のフレグランス軽視の姿勢にも問題があった)。しかし、教育がしっかりしているブランドは、ゲランのようにフレグランスの地位を低く見ることはありません(一方、ランコムにおいてはフレグランスの地位は極めて低い)。

コロナ前のインバウンドの爆買い台風が直撃したこともあり、「最悪のコスメカウンター」の悪名を轟かせたディオールの梅田阪急店が、コロナ期に急激に素晴らしくなりました。それは3人の女性販売員の方々が改革のために立ち上がったからでした。

そのうちの一人が、現在のメゾン・クリスチャン・ディオールの大丸心斎橋店のフレグランス・エキスパートの方です。そして、梅田阪急時代に彼女に感化を受けて香水接客の素晴らしさに目覚めたのが、今は、表参道のハウス オブ ディオール ビューティーを経て、DIOR BEAUTY SHIBUYAにおられる乃木坂のメンバーにいそうな女性スペシャリスト様なのです。

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〝メゾンディオールの次世代のエース〟

以前、カイエデモードにおいて梅田阪急を聖地認定させて頂いた時に、言及した20代の若き女性の方です。とても明るくて、一緒になってキャッキャ言いながら香りを選べる方です。

しかも、香りのエリート集団とも言える南米発のメゾン・フレグランスでも働かれていたので、香水に対する知識は、かなり本格的です。さらに、彼女の師匠は、ルイ・ヴィトン神戸店の美しき孤高のフレグランス・スペシャリスト様なのです。この交友関係の広さは、彼女の人間的な魅力ゆえだと思います。

改めてこの方の素晴らしい所を箇条書きさせて頂きます。

  1. とにかく明るい。
  2. 南米発のメゾン・フレグランスでも働かれていたので、超本格的なフレグランス・トレーニングを受けている。さらに、何よりも素晴らしいのは、ディオール・コスメの接客にも精通しており、超一流のビューティ・アドバイザーでもあること。
  3. とても明るい。ディオールでよくあるムスっとした美人の感じの悪い接客ではなく、すごく親しみやすい。
  4. 大阪でも長く働いておられたので、ボケとツッコミもよく理解しておられる。
  5. つまりは、お客様にリラックスして頂き、丁寧に香りの案内をして頂けます。

太陽のようにとにかく明るい女性です。現在お香にも凝っているということなので、ウードの香水に対する案内も素晴らしいものがあります。でありながら、どんどん推して行くような接客スタイルではなく、ルイ・ヴィトン神戸店のフレグランス・スペシャリスト様のような〝やさしさ〟で包み込んでくださるような接客をしてくださる方なのです。