【アクアディパルマ】コロニアプーラ（フランソワ・ドゥマシー）

コロニアプーラ

原名：Colonia Pura
種類：オード・パルファム
ブランド：アクア・ディ・パルマ
調香師：フランソワ・ドゥマシー
発表年：2017年
対象性別：男性
価格：50ml／17,710円、100ml／27,720円、180ml／36,080円
公式ホームページ：アクア・ディ・パルマ

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至宝「コロニア」を21世紀風に解釈した”純粋なコロン”
アクアとアルデハイドに洗われるオレンジと水仙の香り
アクアディパルマ帝国の女帝ラウラ
香水データ

至宝「コロニア」を21世紀風に解釈した”純粋なコロン”

1916年に作られたアクア・ディ・パルマの最初の香りである「コロニア」は、1930年代と50年代にヨーロッパとアメリカにおいて爆発的ヒットとなりました。特に、ハリウッド映画がローマのチネチッタで撮影する機会が増え、ハリウッド・スター達がイタリアン・ブランドへの偏愛を高めていくのに比例して人気が高まってゆき、ケーリー・グラント、デヴィッド・ニーヴンに愛用されるようになりました。

そのコンセプトは、〝人生を謳歌するイタリア男性に捧げる香り〟でした（オードリー・ヘプバーン、エヴァ・ガードナーにも愛用された）。

そんな「コロニア」の香りをベースに、21世紀向けに清涼感をプラスした「コロニアプーラ」は、2017年に作られたフローラル・ウッディー・ムスクの香りです。ディオールの初代専属調香師フランソワ・ドゥマシーにより調香されました。

アクアとアルデハイドに洗われるオレンジと水仙の香り

「コロニアプーラ」とは、イタリア語で「純粋なコロン」の意味です。その名に相応しい、アクア・ディ・パルマを象徴するオレンジとベルガモットといった二つの甘いシトラスが、太陽の光線のように全身に降り注ぐようにしてこの香りははじまります（ちなみに「コロニア」のはじまりはレモンの輝き）。

すぐに、ハーブのようなミンティなプチグレンも加わり、素肌が（アンブロキサンを思わせる）アクアティックさとアルデハイドの冷水で洗われ、爽やかに軽やかに弾けるシトラスの清涼感が広がってゆきます。そして気高くメタリックな水仙と甘やかなジャスミンが、素肌の上に柔らかく滑らかにフェミニンな花々を開花させてゆくのです。

やがて、スパイシーなコリアンダーがアクセントとなり、パチョリとシダーウッドのソーピィーな温かみを経て、ホワイト・ムスクがひとまとめになり、洗練された大人の優雅さを満ち広がらせてくれるのです。

アクアディパルマ帝国の女帝ラウラ

2016年10月17日に、ラウラ・ブルデゼがアクア・ディ・パルマの新CEOに就任しました（前歴は、カルバン・クラインのウォッチ＆ジュエリー社長（2012~2016）であり、ロレアル等でも経験を積んでいる）。そんな彼女が、就任早々開始したのが、アクア・ディ・パルマというブランドの若返りです。

そして、そのための最初の一歩として生み出されたのがこのフレグランスでした。

それはアクア・ディ・パルマのアイコニック・フレグランスである「コロニア」が、誕生101年目を迎えて示した現代に対する転生でした。

香水データ

香水名：コロニアプーラ
原名：Colonia Pura
種類：オード・パルファム
ブランド：アクア・ディ・パルマ
調香師：フランソワ・ドゥマシー
発表年：2017年
対象性別：男性
価格：50ml／17,710円、100ml／27,720円、180ml／36,080円
公式ホームページ：アクア・ディ・パルマ

トップノート：ベルガモット、オレンジ、パラグアイ産プチグレン、オゾンノート
ミドルノート：ナルシス・アブソリュート、ロシア産コリアンダー、ジャスミン・サンバック・アブソリュート
ラストノート：インドネシア産パチョリ、ヴァージニア・シダー、ホワイト・ムスク