究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ

【ルイ ヴィトン】CITY OF STARS シティ オブ スターズ(ジャック・キャヴァリエ)

ジャック・キャヴァリエ
©LOUIS VUITTON
ジャック・キャヴァリエブランドルイ・ヴィトン調香師香りの美学
この記事は約5分で読めます。

CITY OF STARS シティ オブ スターズ

原名:City Of Stars
種類:オード・パルファム
ブランド:ルイ・ヴィトン
調香師:ジャック・キャヴァリエ
発表年:2022年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/38,500円
公式ホームページ:ルイ・ヴィトン

スポンサーリンク

香りのイメージはずばり『ラ・ラ・ランド』

©LOUIS VUITTON

2019年4月11日に発売されたルイ・ヴィトンのコローニュ・コレクション「パルファン ド コローニュ」。それはルイ・ヴィトンの造語であり、希少な天然原料を贅沢に使用したコロンのフレッシュさと、パルファンの香りの持続性を兼ね備えたオード・パルファンを意味しています。通常のコロン濃度1.5~8%を遥かに超越した12%の濃度で作られています。

その第六弾(最初の二作品が廃盤になった今、公式には「アフタヌーン スイム」「カリフォルニア ドリーム」「オン ザ ビーチ」に次ぐ第四弾という位置づけ)として、2022年3月31日に発売されたのが、恐らくコローニュ・コレクションのフィナーレを飾ると思われる「CITY OF STARS シティ オブ スターズ」です。ルイ・ヴィトンの専属調香師ジャック・キャヴァリエにより調香されました。

この香りの名は、エマ・ストーンとライアン・ゴズリングが主演した2016年の映画『ラ・ラ・ランド』の中で流れる曲「CITY OF STARS」(アカデミー歌曲賞を受賞した)にちなんで付けられました。

この映画でアカデミー主演女優賞を獲得したエマ・ストーンは、現在はルイ・ヴィトンのミューズとしても活躍しています。ロサンゼルスのマルホランド・ドライブから見た日没と夜明けのマジックアワー、さらには、「もしあなたが過去の運命的な出会いを大切にして5年後を迎えたなら…」という人生のパラレルワールドを表現した香りでもあります。

スポンサーリンク

アレックス・イスラエルのフレスコ画

©LOUIS VUITTON

この香りは、他のコローニュと違い、元々アレックス・イスラエルが作ったアートからインスパイアされた香りではなく、ジャック・キャヴァリエと一緒に香りとアートのイメージを連動させて生み出されたものです。

完全オリジナルのフレスコ画は上記の写真のものです(彼がルイ・ヴィトンとのコラボに抜擢されるきっかけとなったのはディレクター兼エグゼクティブ・バイスプレジデントであるデルフィーヌ・アルノーが彼の作品を集めてくれていたためでした)。

ボックスにも使用されているこの絵のイメージは、ナイトクラブではなく、ハウスパーティの途中で、寝室のバルコニーや裏庭のプール、テニスコートから、眺めている景色です。スポットライトは映画のプレミアや授賞式のレッドカーペットから放たれている照明です。

ちなみに、2022年4月6日に、ロサンゼルスのアカデミー映画博物館の最上階で、キャヴァリエとイスラエルを主賓にローンチパーティが開催されました。クロエ・グレース・モレッツらが出席しました。

スポンサーリンク

夜空でウインクする星々と5種類のシトラスが情熱のダンス

©LOUIS VUITTON

©LOUIS VUITTON

なぜ、ブラッドオレンジなのか?それはフルーティでありながら、ほんのり砂糖のような香りと酸味があり、しかも現在のソフトオレンジより酸味が少なく、肌にとても長く残るからです。

ジャック・キャヴァリエ

星と夕陽に愛される街ロサンゼルス。渦巻く星雲ときらめく星座、燃えている夕陽を想わせるシトラスが爆発するように五重奏を奏でるところからこの香りはじまります。シトラスはすべてシチリア産かカラブリア産を使用しています。

  1. レモン(星の瞬きのようなキラメキ)
  2. ブラッドオレンジ(人工的な光のような、酸味が少なく、ジューシーでグルマンな持続力の強さ)
  3. レッドマンダリン(夕陽のようなジューシーな温かい甘やかさ)
  4. ベルガモット(森林から吹く風を想わせる清々しさ)
  5. ライム(ジャックのコカコーラへの愛を体現した柑橘らしい)

5種類のシトラスが、夕陽が泣いている中、夜空でウインクする星と情熱のダンスを肌の上で繰り広げていきます。ライムとオレンジが突出し広がってゆく中、すぐにティアレ・フラワーがそれぞれのシトラスの魅力を思う存分、自由自在に引き出してゆくのです。

この香りの何よりもすごい所は、5種類ものシトラスを完全にブレンドしていないところにあります。つまりはロサンゼルスの夜景のように、星のようにきらめいたり、夕陽のように輝いたり、街の灯りのように強い閃光を放ったりと、表情が豊かなのです。

やがて、肌の上で踊るシトラスが、あなたの本能を呼び覚まし、情熱を燃え上がらせてゆくのです。そして、ミルキーなモノイオイルとサンダルウッドが溶け込み、さらにパウダリーなムスクに包まれながら、シトラスの五重奏は、朝日とともに消えていく情熱のように、緩やかなフィナーレを迎えてゆくのです。

ちなみにキャヴァリエにとって、モノイオイルは「ビーチで一日を過ごした後、街に戻ってきたときに、肌に残る太陽の叫びの匂い」というイメージなのですが、天然香料が抽出できないため、ジャスミンココナッツとオレンジフラワーをブレンドして再現しています。

スポンサーリンク

香水データ

香水名:CITY OF STARS シティ オブ スターズ
原名:City Of Stars
種類:オード・パルファム
ブランド:ルイ・ヴィトン
調香師:ジャック・キャヴァリエ
発表年:2022年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/38,500円
公式ホームページ:ルイ・ヴィトン


トップノート:ライム、ブラッド・オレンジ、ブラッド・マンダリン、レモン、ベルガモット
ミドルノート:ティアレフラワー
ラストノート:ムスク、サンダルウッド

タイトルとURLをコピーしました