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アデライン、100年目の恋(2015)1【映画の中のファッション】(4ページ)

その他の現代の女優たち
その他の現代の女優たち
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さりげなく登場するオールド・グッチ・スーツケース




このオールディーズ・ワンピースがとてもキュートです。グリーンの生地に赤のグラフチェックが施され、赤のパイピングがドレス全体をガーリィに見せてくれています(襟の下から覗く一連パールネックレス)。

50年代後半に大流行した内巻きボブと見事にマッチしています(全てのポイントはこの袖のデザインにあります)。

ほんの一瞬だけ登場する衣裳なのですが、そんな彼女が逃亡するときのスーツケースは、オールド・グッチ製です。しかし、このワンピースもグッチ製なのでしょうか?販売してたら絶対に欲しかったです。

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パンツルックに魅力的なアブストラクトニット


アブストラクト・パターン全盛期に突入する60年代にアデラインが着ているこのニットの柄もまた極めて現代的であり、タイムレスな魅力に満ち溢れています。

同じ黒のがま口バッグをこの時代にずっと持ち歩いているところに好感が持てます。

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西部劇に出てきそうな美しいドレープコート






ピンカールしたマリリン・モンロー風のショートブロンドに、ダークネイビーのワンピースに同系色のシルクのスカーフを首もとに巻いています。そして、その上から西部劇に出てきそうなドレープの効いたトレンチコートを着ています。

どこか西部開拓史時代風な50年代末らしからぬレトロルックです。この辺りから1908年生まれの29歳の肉体を持つ女性という設定を生かした新鮮なスタイリングが展開されていくのです。