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カイエデモード香水図鑑ご支援への感謝|2025年7月1日更新

サイトの制作&運営費は、最高責任者の私費と皆様のご寄付により賄われております。僅か2日間で、多くのご支援頂きありがとうございました。現役香水販売員の方々からも沢山のご支援を頂いており、改めて、カイエデモードの存在意義を感じております。

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ゲイリー・クーパー

マレーネ・ディートリッヒ

【モロッコ】マレーネ・ディートリッヒ伝説のはじまり

1930年にアメリカで公開され、日本でも、満州事変を起こした1931年に公開された本作は、〝この映画の最初の3分の1は、マレーネ・ディートリッヒを生み出すことだけに費やされている〟と評され、マレーネ・ディートリッヒ伝説の扉を開いた作品として今も色褪せない魅力を放っています。
マレーネ・ディートリッヒ

『モロッコ』Vol.4|マレーネ・ディートリッヒのコンプレックス

マレーネが欧米で崇拝されている真の意味は、自分の美脚に100万ドルの保険を賭け(事実ではないが)、不滅のシンボルとしてハリウッドに君臨した〝女神〟としてのクールネスからではなく、「完璧とは程遠い女性が、完璧を演出したという奇跡のファンタジー」ゆえなのです。
マレーネ・ディートリッヒ

『モロッコ』Vol.3|マレーネ・ディートリッヒを生み出した男

〝マレーネ・ディートリッヒ〟とは、極めて謙虚に美を追求する彼女自身のストイックなスタイルと、ジョセフ・フォン・スタンバーグという、〝カメラのレオナルド・ダ・ヴィンチ〟と後に呼ばれることになる映像の魔術師によって生み出された奇跡なのです。
マレーネ・ディートリッヒ

『モロッコ』Vol.2|マレーネ・ディートリッヒの100万ドルの美脚

マレーネ・ディートリッヒの神話性を高めるひとつの要素として存在するのが、この『100万ドルの美脚』です。スタンバーグは、虚無的な表情に、だらしなく伸ばしたり曲げたりした脚というアンバランスなバランスに、男性が惹きつけられることを知っていました。
マレーネ・ディートリッヒ

『モロッコ』Vol.1|男装したマレーネ・ディートリッヒ

マレーネ・ディートリッヒは、少女時代にヴァイオリンのソリストを目指し、ゲーテを神のごとく崇め、リルケの詩を愛する女性でした。そんなマレーネから提案されたのが、女性が、男性の装いである黒のタキシードを着るというアイデアでした。
オードリー・ヘプバーン

『昼下りの情事』Vol.4|オードリー・ヘプバーンとアリアーヌ巻き

アリアーヌ巻きを永遠のものにしたこのラストシーン。列車というものが永遠の別れを人々に連想させる時代だった1950年代。キャサリン・ヘプバーン主演の『旅情』(1955)においてもそうであったように、別れと一房の花という組み合わせは、清々しささえも見るものに与えてくれます。
オードリー・ヘプバーン

『昼下りの情事』Vol.2|オードリー・ヘプバーンとパンツスーツ

オードリー・ヘプバーンという女優の上手さは、チャールズ・チャップリンの上手さにとてもよく似ています。それは恐るべき変身能力の高さと、そういったことをあっけらかんとやってのけるところにあります。
オードリー・ヘプバーン

『昼下りの情事』Vol.1|オードリー・ヘプバーンとリトルブラックドレス

本作において当時28歳のオードリーは、19歳の役柄を演じるために、センター分けボブのサイドを内巻きにしたり、二つくくりにして、本物のティーンエイジャーに見えるような無理のない若々しさを演出しました。
グレース・ケリー

【真昼の決闘】グレース・ケリーの誕生

赤狩り真っ只中のアメリカで、西部劇史上はじめてリアリズムに徹底した作品。当時50歳のゲイリー・クーパーを初老の保安官として配し、悪党のガンマン4人とたった1人で立ち向かわないといけない焦燥感を描き、最後の最後に決闘で締めくくる、
グレース・ケリー

『真昼の決闘』Vol.2|グレース・ケリーの原点

この作品からグレース・ケリーの神話の扉は開かれました。そして、ここに美の本質に対する明確なる答えが示されています。そういった意味において、『真昼の決闘』という、美意識の高い女性にとって、極めて無縁に見えるこの作品こそが、あらゆるファッション誌よりも、端的に、忘れがちな美の本質を教えてくれるバイブルなのです。
グレース・ケリー

『真昼の決闘』Vol.1|21歳のグレース・ケリーのメジャー・デビュー作

「あれはすばらしい映画でした。私はあの保安官の妻が登場する場面以外は、何もかも大好きでした。」とこの作品におけるグレース・ケリー(1929-1982)は、彼女自身が回想しているほどに、ひどい演技力ではありませんでした。
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