究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ

ロジャー・ムーア8 『007 ムーンレイカー』1(3ページ)

ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド
この記事は約3分で読めます。
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
スポンサーリンク

ボンドムービー最高のタイトルソング『ムーンレイカー』

Q=デスモンド・リュウェリンがいてこその007シリーズ。

少しフレアーなディスコ時代のトラウザー。

今の時代から見るとかなり広いラペル。

ムーア=ボンド初の3ピースのスーツ。

ジェームズ・ボンド・スタイル2 ピンストライプスーツ
  • ネイビーのピンストライプスーツ、3ピース、ノッチラペル、ダブルベンツ、2つボタン
  • フランク・フォスターの白シャツ、タブカフス
  • ネイビーの英国式ストライプタイ、シルバードット入り
  • サルヴァトーレ・フェラガモの黒のホースビットローファー

この作品で、ロジャー・ムーア(1927-2017)の三代目ジェームズ・ボンドがはじめて3ピースのスーツを着ることになります。

それは兎も角として、モーリス・ビンダーによるメインタイトルのデザインは実に幻想的でシャーリー・バッシーの主題歌と見事にマッチしています。元々は、フランク・シナトラ、ケイト・ブッシュに依頼されていた主題歌なのですが、私は、このシャーリーの主題歌は、ナンシー・シナトラの『007は二度死ぬ』の主題歌に匹敵する名曲だと思います。

スポンサーリンク

ディスコ時代の007。

世界征服を企むドラックスに扮するマイケル・ロンズデール。

ディスコ時代のスーツスタイルを象徴する長めの襟。

バカボンのような姿の日本人に遠心力訓練機で殺されそうになる時の服装でもある。

ジェームズ・ボンド・スタイル3 ネイビーホップサックジャケット
  • ネイビーのホップサックジャケット、2つボタン、ダブルベンツ、アンジェロ・ローマ
  • フランク・フォスターのライトブルー・シャツ、タブカフス
  • カーキ色のウール・トラウザー
  • 黒ベルト
  • ネイビー、レッド、ホワイト、ベージュの米国式ストライプタイ
  • ブラックのホースビットローファー

この作品が公開された1979年とは、1978年に公開された『サタデー・ナイト・フィーバー』によりディスコブームが世界中に渦巻いていた時代でした。そのため、ボンド・スーツもシャツの襟の長さ、ジャケットのラペルの広さ、パンツのフレアー具合といった部分が、ジョン・トラボルタが着ても違和感がないほどにディスコ時代のシルエットとなっています。