ナタリー・ポートマン

ナタリー・ポートマン2 『レオン』2(2ページ)

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作品名:レオン Léon / The Professional (1994)
監督:リュック・ベッソン
衣装:マギャリー・ギダッチ
出演者:ジャン・レノ/ナタリー・ポートマン/ゲイリー・オールドマン



女性が着ることにより、男性ファッションは進化してきた

マチルダ・ルックPART3

レオンのサングラスに似たラウンド・サングラス。

無名のデザイナーにより生み出されたMA-1フライトジャケット。

赤のニットキャップとオーバーサイズのMA-1がスタイリッシュボブに絶妙にマッチしています。

墜落した際、救援隊の目に止まりやすいようにリバーシブルになり、裏地に明るいオレンジ色を使用したものが、1963年に製造された。

マチルダ・ルック3
  • MA-1フライトジャケット。カーキーにライナーはもちろんオレンジ
  • 蛍光グリーンの縁取りの白×黒ボーダーショートパンツ
  • 黒のジレ
  • かぎ編みのボレロ
  • 赤のニットキャップ
  • ベージュのルーズソックス
  • 茶色のエンジニア・ブーツ

マチルダ・ルックの代表的イメージなのがこれ。名づけて『戦闘ヴァージョン』とでも言おうか。少女にMA-1を持ってきた映画が今まであったでしょうか?素晴らしい映画のストーリーラインにファッションがノルと、とんでもない効果を生み出すという象徴です。この作品の後、少女がMA-1を着ることは、クールになり、今では大人の女性がMA-1を着ることでさえも、オンオフの切り替えが巧みなイイ女の象徴として見られるようになりました。

より広くミリタリー・アイテムを女性が着るきっかけになったのです。そして、男性ファッションのジェンダーの垣根を越えていく女性が増えてきました。結果的に女性が男性のファッション・テイストを取り入れることにより、より男性のファッションは洗練していくのです。



あなた達がいたからマチルダがいた

レオンは、リュック・ベッソン監督の『ニキータ』(1990)で、掃除人として出演したキャラクターが元になっている。

ジャン・レノ

ジュニアゴルチエのラウンドサングラス。ジュニアゴルチエとは、ジャン=ポール・ゴルチエに、1988年から1994年まで存在したセカンドラインです。

ゲイリー・オールドマンが無双モードで暴れます。

ゲイリー・オールドマンが無双モードで暴れます。

オフショットの二人。オフショットが本当の意味でオフショットになる映画本体のクオリティの高さ。

レオン・ルック
  • ニットキャップ
  • ダークグレイの3つボタンのロングコート
  • ロングスリーブのヘンリーネックの白シャツ
  • 茶のサスペンダー
  • ウールのトラウザーをロールアップ
  • ジュニアゴルチェ 58-0072-2。サングラス

マチルダ・ルックは、レオン(ジャン・レノ)とスタンスフィールド(ゲイリー・オールドマン)という2人の男性の存在感によってさらに輝きました。ただ美人モデルがおしゃれな服を何百着着ようとも、インスタでおしゃれ女子が何千枚のコーデ写真を公開しようとも、そこから生み出されるものは何もない。結局は、「いいね」ボタンがおされ、記憶にすら残らない。本当に人の心を打つファッションとは、「生きたファッション」なのです。

マチルダ・ルックとは、ただオタク少女が自画撮りを繰り返す自分大好きコーディネートを越えた、ジェームズ・ボンドにも似た、ファンタジーに満ち溢れた戦う少女像を背景に携えた現代に蘇るオルレアンの奇跡なのです。そういえば、いつからでしょうか?大量生産されるように、ファッションコーディネイトをひけらかす写真が、インターネット上に溢れ始めたのは・・・

ファッションとは、人に見せびらかすものではありません。生活の中で、自分の存在や心情を示すための「自分のための創造」なのです。それが、いつから、「私ってすごいでしょ?」という安っぽいキンピカなものに変わってしまったのでしょうか?これはもう誰かがはっきりと言わないといけない事だと私は思います。



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