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クリスチャン・ディオール

【ディオール】ミス ディオール オードゥ トワレ<2019年版>(フランソワ・ドゥマシー)

クリスチャン・ディオール
©DIORBEAUTY
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ミス ディオール オードゥ トワレ<2019年版>

原名:Miss Dior Eau De Toilette
種類:オード・トワレ
ブランド:クリスチャン・ディオール
調香師:フランソワ・ドゥマシー
発表年:2019年
対象性別:女性
価格:50ml/14,520円、100ml/20,350円
公式ホームページ:ディオール

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72年の時を経て、「ミス ディオール」に再び蘇るスズラン

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ミス ディオール オードゥ トワレの中心に、軽やかに輝くセンティフォリアローズが、豊潤で明るい美しさを開花させます。私はこの新しいオードゥトワレに、オリジナルの「ミス ディオール」に使用されていたスズラン・アコードを蘇らせることで、さらに〝フレッシュ〟に仕上げたいと考えました。

フランソワ・ドゥマシー

21世紀に入り、はじめて発売された「ミス ディオール」のオード・トワレ版は、2013年3月に発売されたミス ディオール オードゥ トワレでした。そのリニューアル版として2019年1月1日に発売されたのがこの作品です。

3種類のローズの香料(ダマスクローズエッセンス、ダマスクローズアブソリュート、グラースローズアブソリュート)にスズランがブレンドされたシプレー・フローラルの香りは、ディオールの初代専属調香師フランソワ・ドゥマシーにより調香されました。

2013年版に存在したネロリがこちらには存在しません。代わりにトップノートにマンダリン・オレンジが加わり、「オード パルファム」に似た香り立ちがします。

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「いつかキラキラしたミス ディオール」

©DIORBEAUTY

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「いつかキラキラしたミス ディオール」=〝恋が動き出す瞬間〟がこの香りのテーマです。それはブラッド・オレンジとマンダリン・オレンジがジューシーさと甘酸っぱさとグリーンスパイシーさを混ぜ合わせ、スパークリングする煌きからはじまります。

さあ、もっともっと太陽の輝きよりも眩しい「ミス ディオール」が再び今到来するのです。

すぐにスズランのフレッシュで活気に満ちたグリーンノートが、軽快にアーシィーなパチョリと共に到来します。そんな軽やかな空気にふんわりとのっかかるように3種類のローズとジャスミンが舞い上がるドレスの様にフレッシュかつ軽やかな花びらを感じさせるのように香り立ちます。

「もう一回もう一回」とこのスズランのフレッシュ感だけ、感じたくなるほどに魅力的なスズランの余韻を感じながら、オレンジが根強く香る、ロマンティックかつムスキーなローズブーケの煌きに身も心も満たされてゆくのです。

しかし、2005年の「ミス ディオール シェリー」以降、リニューアルを繰り返している「ミス ディオール」について、ふと考えてしまうのは、それはまるで整形手術を繰り返しているうちに、原型を留めていないインスタント美女のように、オリジナルの「ミス ディオール」(1947年)を連想させるものがもはやほとんど存在していないという事実です。

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香水データ

香水名:ミス ディオール オードゥ トワレ<2019年版>
原名:Miss Dior Eau De Toilette
種類:オード・トワレ
ブランド:クリスチャン・ディオール
調香師:フランソワ・ドゥマシー
発表年:2019年
対象性別:女性
価格:50ml/14,520円、100ml/20,350円
公式ホームページ:ディオール


トップノート:ブラッド・オレンジ、マンダリン・オレンジ
ミドルノート:グラース産メイローズ、ダマスクローズ、スズラン