ポール・マッカートニーとの競演
「セイ・セイ・セイ」 1983年10月リリース。全米第1位/全英第2位
ステラ・マッカートニーの父親ポール・マッカートニーのアルバム『パイプス・オブ・ピース』の先行シングルです。マイケル・ジャクソンがポールとデュエットした曲です。そして、ポールにとってビートルズ解散後、最大のヒット曲となり、マイケルにとっても、ソロとしては「ビリー・ジーン」に次ぐ歴代2位の大ヒット曲となりました。
作詞・作曲に関しては、2人がそれぞれ歌っているパートを作曲しています。ビデオクリップには、当時のポールの妻だったリンダ・マッカートニー(ステラの母)とマイケルの姉のラトーヤ・ジャクソンが参加しています。このビデオクリップのマイケルが、史上最強にカワイイと評価するファンも多いです。とにかくマイケルが美少年(美青年ではなく)です。こういうやんちゃな弟キャラは、マイケルが最もアンドロギュヌス性を発揮するキャラでした。

ヴィクトリー・ツアー。1984年。
この電飾付きのラインストーン・ジャケットも実に素晴らしいです。この頃のマイケル・ジャクソンのファッションが現代のファッションに与え続けている影響は計り知れないです。

20世紀の太陽帝の誕生の瞬間。

魂を揺さぶるような音楽を奏でる人です。

ファッションデザイナー以上にデザインしてる人でした。

ファッションの真髄は、オンリーワンのスタイルを貫く!
マイケル・ジャクソン・ルック9 スパンコール・ナポレオン・スタイル
- 白のスパンコール・ジャケット。散りばめられたアルミニウム・ビーズ
- 白のスパンコールシャツ
- ラインストーン付き白のレザーベルト
- 黒パンツ
- 白のラインストーンソックス(5000個ものラインストーンが散りばめられている。80時間/4500ドルかけ、ステージ毎に修繕を繰り返さなければならないほど、ラインストーンは激しいマイケルのダンスには耐え切れず飛び散った)
- 黒レザーのペニーローファー
- 片方だけの白のラインストーン・グローブ
マイケル・ジャクソンを象徴するファッションの一つとして必ず挙がるのが、ラインストーン・グローブ(クリスタル・グローブ)です。このグローブもかなりの改良を重ね洗練されていきました。マイケルの衣装は、一回のパフォーマンス毎に小さな改良が加えられていきます。
スワロフスキーのクリスタルで覆われたホワイト・コットン・グローブを片手だけつけるというアイデアを考えたのはマイケル自身です。それらは7000ドルから1万ドルの費用をかけ何種類も作られました。別名「ファンタジー・グローブ」とも呼ばれます。