ピュアなイメージを作り出す白地のテントドレス

撮影中のオフショット。カスタベット夫妻とローズマリー。

白地とピンクの線だけで生み出されたミニマル感。

テントドレスの魅力は、どんなに短いスカートであっても、座るとすっぽり足が覆われるところにあります。

肩口のボタンがとても可愛らしい少女性を生み出しています。

なぜか路上で踊っている二人。
ローズマリー・ルック25 ストライプ・テントドレス
- 上はピンクボーダー、脇から下はピンクストライプのテントドレス
- クリーム色のフラットサンダル、アンクルストラップ付き
- 茶色のレザーベルトの腕時計
ロマン・ポランスキーの狂気

問題のシーン。当時ロマン・ポランスキーはLSD中毒だった。

シャネルの2.55を持ち、ティファニーを出るミア・ファロー。

ミアをなんとか説得している感じのロマン。

こうして見ると、ミアのニュー・ピクシーはとても可愛らしいです。

そして、彼女は、6車線の道路を横断したのでした。
ローズマリー・ルック26 ピンクのテントドレス
- ドーンピンクのテントドレス、白ウールのピーターパンカラー
- クリーム色のシャネル2.55
- オープニングの
- 白のボウつきローヒールパンプス
撮影時、ロマン・ポランスキー監督は、LSDにどっぷりはまっていました。そして、このシーンで一言「茫然自失の中、6車線の道路を横切ってくれ」と言い放ちました。ミアは「走ってくる車には話は通じているのよね?」と確認しました。ロマンは答えます「全部、一般車両だよ。もちろん、大丈夫だから安心して」と。
「何が安全なの?」と聞き返したミアに、ロマンは答えました。「妊娠している女性を轢いたりするような奴はいないよ」。そのやり取りを聞いていたカメラマンは撮影を断り、ロマン自身がカメラを持ったのでした。ミアは断れない状況の中、本当に横切ったのでした。