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マドンナ伝説14(3ページ)

マドンナ
マドンナ
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マドンナ略歴

  • 1958年8月16日 ミシガン州ベイシティで生まれる(6人兄妹の3番目であり長女)。
  • 1977年 ミシガン大学を中退し、35ドルを片手に、グレイハウンドバスでニューヨークへ。
  • 1982年 「エヴリバディ」で歌手デビューを果たす。
  • 1983年 デビュー・アルバム『バーニング・アップ』を発売。全米で500万枚、全世界で1000万枚を売り上げる。
マドンナ略歴続き

 

10thアルバム『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』(2005年10月リリース)続き
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魅力的に年を重ねるということ=スタイルを保つこと

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「ソーリー」 2006年2月リリース。全米58位、全英1位

エラ・フィッツジェラルドは素晴らしい声の持ち主よ。彼女は最高ね。ジョニ・ミッチェル、パッツィ・クライン。チャカ・カーン―チャカ・カーンの声は大好き。昔のソウル・シンガーもみんな好きよ―マーヴィン・ゲイ、フランキー・ライモン、サム・クック。ベラフォンテやジョニー・マティスみたいにすごく滑らかな声が好きなの。父は彼らのレコードを全部持ってたわ。逆にガラガラ声っていうのもあるわね―ジョー・コッカー、トム・ウェイツ。それにプリンス。プリンスの声はすごくステキよ。でも、誰よりも好きなのはエラ・フィッツジェラルド。世界で一番すばらしい声をしてるわ。エラのスキャットは天下一品よ。

マドンナ

当時47歳のマドンナにとって、エイジングとは、アンチな対象ではなく、より表現の幅を広げるための覚悟の対象でした。「ハング・アップ」と同じく、特製レオタードに身を包んだマドンナのシェイプされたボディライン。そのプロ意識の高さ。ファッション・アイコンとしても崇拝されている女性の凄み。

それはただ夫の財力にのっかかり、アンチエイジングを標榜する日本の美魔女たちとは、一線を画した創造性の伴うエイジングの謳歌なのです。年齢を重ねるということは、それだけエッジィーな部分を残す知性と行動力の証明が必要とされるのです。オバさんになって同類を見つけ群れる人々のことを、〝学生返り〟と呼ぶならば、孤高の表現力を追求するオバさんのことを呼ぶ言葉は何なのでしょうか?〝若者が憧れる媚びないカッコよさ〟。マドンナにはそれがあります。

若者の中のマドンナは、若者ぶっているのではなく、大人の女性の魅力をたっぷりと発散する華麗なる存在として成立しています。そして、ここにこそ、これから年を重ねていく男女が、見習うべき姿勢が存在するのです。もうファッション雑誌の提案など無視して、自分のスタイルを追及しようという・・・さぁ、書を捨てて町に出ましょう!




マドンナ・スタイル28  レオタード・スタイル・ヴァージョン2
  • パープルのレオタード
  • アンクルストラップ・ハイヒールサンダル
  • パープルのコルセット
  • ヌードカラー・レギンス




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『ソーリー』ライブ・パフォーマンス


コンフェッションズ・ツアー、2006年。


コンフェッションズ・ツアー、2006年、英国・ロンドン。