ジョーズ・ガールの誕生
ドリー・ルック1 ホワイトワンピ
- 胸の谷間を強調したホワイトワンピース
- おさげに大きめの白リボン
- 白のハイヒールサンダル
前作『007 私を愛したスパイ』(1977)に引き続き鋼鉄の歯を持つ殺し屋ジョーズ=リチャード・キール(1939-2014)が登場します。そして、ポン・ヂ・アスーカルでジョーズは、一人の女の子と恋に落ち、人間の心を取り戻すことになります。
その女の子ドリーを演じたのが、ブランシュ・ラヴェレック(1954-)です。彼女は元々はスチュワーデスであり、後にフランスで声優として活躍することになります。
イエロージャンプスーツ。『キル・ビル』が影響を受けているかも・・・
ホリー・グッドヘッド・ルック5 宇宙服
- ブルース・リーの『死亡遊戯』を彷彿させるイエロー×ブラックのジャンプスーツ
- コンバース・スニーカー
本作の撮影現場は、ロイス・チャイルズの弟が非ホジキンリンパ腫により死の淵を彷徨っている中行われたため、時にピリピリしたムードの中で行われました。
そんな状況による影響なのかは不明ですが、彼女の衣裳の数は歴代ボンドガールの中でも少なく、僅かに5種類の衣裳でした。しかし、ブラックジャンプスーツをはじめとする衣裳は、ボンドガールとしての魅力を発散するに十分な役割を果たしていました。