究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ
セルジュ・ルタンス

【セルジュ ルタンス】ローセルジュルタンス(クリストファー・シェルドレイク)

セルジュ・ルタンス
©Serge Lutens
この記事は約2分で読めます。

ローセルジュルタンス

原名:L’Eau Serge Lutens
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2009年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/17,710円
公式ホームページ:セルジュ・ルタンス

スポンサーリンク

セルジュ・ルタンス尊師の水

©Serge Lutens

セルジュ・ルタンスの中で最も安い価格帯のエントリー・ラインが「ルタンスの水(ロー)」シリーズです。その中で中心的な立ち位置を占めているのが、「ローセルジュルタンス(セルジュ・ルタンスの水)」です。

過剰な香水の匂いに満ち溢れたこの世界に対する反乱という〝アンチ・パフューム〟のコンセプトで生み出されたこの香りは、世を支配する作為的な香りと一線を画した香りとのことです。

ということは、つまりは、〝アンチ・セルジュ・ルタンス〟の香りだということが、このブランドの面白さです。それはルタンスの香りに疲れた人々への箸休めの香りとも言えます。

アルデハイドとクラリセージ、マグノリアにより生み出された、アイロンをかけたばかりのリネンシャツのような香りに、香水に疲れた民の心は癒されることでしょう。そして、張りのあるミントとムスクに優しく包まれていくのです。

セルジュ・ルタンスのオゾンノート。それは、ルタンスの商業主義に対する1つのメッセージとも言えます。私の名を冠すればどんなものであっても1万円の価値が生まれるのだという、まさにセルジュ・ルタンス尊師の水なのです。

もちろんこの香りは、ルタンスの分身ともいえるクリストファー・シェルドレイクにより調香されました。

スポンサーリンク

香水データ

香水名:ローセルジュルタンス
原名:L’Eau Serge Lutens
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2009年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/17,710円
公式ホームページ:セルジュ・ルタンス


シングルノート:アルデハイド、マグノリア、柑橘類、ミント、クラリセージ、ムスク