究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ

【ゲラン】ラール エ ラ マティエールの全て

ゲラン
ゲラン ブランド 香りの美学
この記事は約3分で読めます。

ラール エ ラ マティエール

L’Art et la Matière 2002年にゲランの4代目調香師ジャン=ポール・ゲランが退任した後(以後、コンサルタントとして香りを不定期に調香)、ゲランにおいて、クリエイティブ・ディレクター制度が敷かれることになりました。そして、この席に就任したのが、1984年以降、ゲラン一筋で働いてきたシルヴェーヌ・ ドゥラクルトでした(メイクアップ&スキンケア・トレーナーとしてそのキャリアをスタートした)。

1992年からISIPCA(イジプカ)で2年間学び、マチルド・ローランと共にジャン=ポール・ゲランの下で学んだ彼女は、ディレクターに就任後、モーリス・ルーセルを調香師として招聘し、「アンソレンス」(2006年に完成)に取り掛かります。

そして、同時期に、パリ・シャンゼリゼ通り68番地のゲラン本店のリニューアルオープンを記念して発売されることになる「ラール エ ラ マティエール(芸術と貴重なる生の素材)」コレクションに取り掛かることになるのでした。

スポンサーリンク

シルヴェーヌ・ ドゥラクルトのゲラン革命

シルヴェーヌ・ ドゥラクルトと五代目専属調香師ティエリー・ワッサー

このコレクションのために、シルヴェーヌは、今までゲランと全く接点のなかった3人の調香師を選抜しました。フランシス・クルジャンダニエラ・アンドリエオリヴィエ・ポルジュの3人です。そして、〝世界で最も貴重な原料を使ってゲランのパッションを表現して欲しい〟というコンセプトの下、3種類の香りが2005年に生み出されました。。

かくしてゲランの香水において20~30%の売り上げを占めると言われるこの最高級コレクション「ラール エ ラ マティエール」は、誕生しました。


シルヴェーヌ・ ドゥラクルトの15年間のクリエイティブ・ディレクターとしての仕事を象徴する数々の傑作が生み出され、今に至ります。

2005年のコレクション・スタート以降、翌年には、アニック・メナードも調香を担当し、2007年以降は、ティエリー・ワッサーがメイン調香師としてコレクションは継続中です。

ルカ・トゥリンが、「セルジュ・ルタンスのボトルとそっくり」と揶揄した、側面にゴールデンプレートのラベルがあしらわれている長方形のボトルは、並べると綺麗に装丁された本のように美しく優雅です。

合皮製のアメジスト色のボックスも、ジュエリーボックスとしても使用できる豪華なつくりです。

年代順で見る「ラール エ ラ マティエール」コレクション

2019年


アンブラン ディラン(ティエリー・ワッサー)

2017年


ジョワイユーズ チュベローズ(ティエリー・ワッサー、デルフィーヌ・ジェルコ)

2016年


ネロリ ウートルノワ(ティエリー・ワッサー、デルフィーヌ・ジェルコ)

2012年


ミール エ デリール(ティエリー・ワッサー)

2010年


トンカ アンペリアル(ティエリー・ワッサー)

2008年


クルーエル ガーデニア(ランダ・ハンマーミ)

2007年


アイリス ガナッシュ(ティエリー・ワッサー)

ドゥーブル ヴァニーユ(ジャンーポール・ゲラン)

2006年


ボワ ダルメニ(アニック・メナード)

2005年


アンジェリーク ノアール(ダニエラ・アンドリエ)

キュイル ベルーガ(オリヴィエ・ポルジュ)

ローズ バルバル(フランシス・クルジャン)

タイトルとURLをコピーしました