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【ゲラン】ボワ ダルメニ(アニック・メナード)

アニック・メナード
アニック・メナード ゲラン ブランド 調香師 香りの美学
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ボワ ダルメニ

原名:Bois d’Armenie
種類:オード・パルファム
ブランド:ゲラン
調香師:アニック・メナード
発表年:2006年
対象性別:ユニセックス
価格:75ml/32,000円
公式ホームページ:ゲラン

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ゲランに現れし魔女・アニック・メナード様



ゲランのフレグランス・クリエイティブ・ディレクターをつとめるシルヴェーヌ・ドゥラクルトが、幼少期から愛してきたパピエ ダルメニ(アルメニアの紙、1885年にフランスで発明されたが、アルメニア人には縁もゆかりもない)。それは、19世紀の消臭力とも言えるベンゾインが心安らかに香る〝紙のお香〟です。

シルヴェーヌは、この〝紙のお香〟をフレグランスにしたいと常々考えていました。そして、もう一人、この〝紙のお香〟を愛する女性の協力により、「ボワ ダルメニ」(アルメニアの森)という名のオリエンタル・ウッディの香りが生み出されたのでした。この女性の名をアニック・メナードと申します。

2005年に、パリ・シャンゼリゼ通り68番地のゲラン本店のリニューアルオープンを記念して発売された「ラール エ ラ マティエール(芸術と貴重なる生の素材)」コレクション三部作に引き続き、翌年2006年に発売された第四の香りです。

スモーキー・ゲルリナーデ


ゲラン特有の旅先案内人のようなアイリスとピンクペッパーの香りからはじまります。やがて、ベンゾインの香りが優しく絡み合うこの香りは、パウダリー、ウッディ、スパイシー、オリエンタルという四つの要素の絶妙なバランスにより、温かいスモーキー・ゲルリナーデで包み込んでくれます。

パチョリにより団結力の高まった四つの香調の組み合わせが、ベンゾインの甘さと結びつき、(優しいお経に包まれているような)魂に安らぎを与える香り立ちを生み出しています。それは、香りの温泉とでも申しましょうか?まさに、睡眠を呼び覚ます効果と、安眠効果が絶大な「安らぎの香り」です。

ベンゾインは大きくラオスやベトナム、タイを主産地とするシャムベンゾインと、インドネシアを主産地とするスマトラベンゾインに分けられます。なかでもシャムベンゾインは、より高価なのですが、バニラのように甘く調香師にはとても人気があります。

家柄が良い、いわゆるお嬢様育ちの友人が、私にこの香りについてこう形容してくれました。「愛する男性とセックスした後の満たされた瞬間が永遠になったような香り」だと。私は彼女の口からセックスという単語を聞いたのは、この時が最初で最後でした。

アイリスという旅先案内人により、お香に、森の生命力が与えられた香りです。

ルカ・トゥリンは『世界香水ガイド』で、「私はチャーミングなフランス土産「パピエ ダルメニ」が大好きだ。それはベンゾイン樹脂に浸した細い紙切れを燃やすもので、派手な緑と黄色の表紙のついた冊子になっている。」

「その上私はこの香水の調香をしたアニック・メナードの大ファンだが努力してみてもこの香水が好きになれない。ベンゾイン(安息香)とミルラ(没薬)の樹脂には、リフトのあるスモーキーな香りのほかに、平たい、メランコリーでハニーのような、赤ん坊の尿を思わせる香り、フェニル酢酸風の香りが含まれている。樹脂の香水にはそれが消されているものと、そうでないものとあり、このBdAの場合にはかなり前面に出ている。」

「甘くパウダリーなドライダウンはいいできで、個性的ではないが正統派の味わいだ。もしデュショフールの「タンブクトゥ」というものがなければ、この古代の材料で綴られたエッセイを愛したかもしれない、でもそれは確かに存在して、ほかのインセンス香水の顔色を失わせる。」と3つ星(5段階評価)の評価をつけています。

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香水データ

香水名:ボワ ダルメニ
原名:Bois d’Armenie
種類:オード・パルファム
ブランド:ゲラン
調香師:アニック・メナード
発表年:2006年
対象性別:ユニセックス
価格:75ml/32,000円
公式ホームページ:ゲラン


トップノート:アイリス、ピンクペッパー、フランキンセンス
ミドルノート:コリアンダー、ラオス産ベンゾイン、ガイヤックウッド
ラストノート:パチョリ、ホワイトムスク、コパフ・バーム

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