ファンフェア イヴニング
原名:Funfair Evening
種類:オード・トワレ
ブランド:メゾン マルジェラ
調香師:ジャック・キャヴァリエ、マリー・サラマーニュ
発表年:2012年
対象性別:女性
価格:10ml/4,180円、30ml/9,020円、100ml/18,150円
オレンジの香りを愛する男の物語

©Maison Margiela
甘い香りのノートには、コントラストがとても重要です。ここでは、ムスクやアンバーのような香りと安らぎを与えるほろ苦いプチグレンがコントラストを作り上げています。
ジャック・キャヴァリエ
メゾン マルジェラの「レプリカ」(Line③)フレグランス第二弾として、2012年に発売された3種類の調香師は、すべてジャック・キャヴァリエとマリー・サラマーニュです。
それぞれの香りが「ある年」の「ある場所」をテーマにした香りになっています。
1994年のアメリカ合衆国・ サンタモニカの夜の移動遊園地をイメージした、甘い空気を感じさせる香りは、始まりから終りまで徹頭徹尾スイーツバッフェ(ビュッフェ)を連想させる香りです。
リンゴとスターアニス(甘みを伴ったスパイシー)のフルーティな甘さから始まり、オレンジ・ブロッサムとバニラ&キャラメルが、マシュマロのようなほのかな香ばしさを生み出し、大人の女性の色気を演出してくれます。本当に上質なスイーツは、決して甘ったるくないという方式を、フレグランスに適応した香りです。
この香りでジャック・キャヴァリエは、若い世代にしてオレンジの香りを作る名手マリーと競演したことにより、彼女から感化を受け、ビターオレンジの愛し方をより深く知るようになったのでした。
そのレジェンドになってもなお若い世代から吸収すようとする謙虚な姿勢が、ルイ・ヴィトンの専属調香師として後に作り上げるオレンジの香りの傑作である「ルジュール スレーヴ」と「カリフォルニア ドリーム」へと繋がっていくのでした。
香水データ
香水名:ファンフェア イヴニング
原名:Funfair Evening
種類:オード・トワレ
ブランド:メゾン マルジェラ
調香師:ジャック・キャヴァリエ、マリー・サラマーニュ
発表年:2012年
対象性別:女性
価格:10ml/4,180円、30ml/9,020円、100ml/18,150円
トップノート:プチグレン、リンゴ、洋ナシ、スターアニス、ネロリ
ミドルノート:モロッカン・ローズ、チュベローズ、オレンジ・ブロッサム
ラストノート:アンブロキシド、ホワイト・ムスク、タヒチアン・バニラ、キャラメル