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フェイ・ダナウェイ

フェイ・ダナウェイ7 『華麗なる賭け』7(3ページ)

フェイ・ダナウェイ
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チューリップハット大流行中!

1960年代後半から70年代前半にかけて日本でも・・・

チューリップハットが大流行していた!

ヴィッキー・ルック16 チューリップハット
  • チューリップハット、ブラウンのボーダー
  • 白のシルクのボウタイブラウス
  • プリーツミニスカート
  • ブラウンのハンドバッグ
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タイムレスなカジュアル・ルックが眩しい。

実際のところ、フェイ・ダナウェイが最も魅力的に見える瞬間。

ファッションはタイムレス。ただし、ポケットに小指だけ出して手を突っ込むポージングはそうではない。

ホワイトデニムと、髪の色に合わせたセーターの絶妙なアンサンブル。

マックイーンの隣にいても存在感を失わないダナウェイのすごさ。

どこかみゆき族風に、頭にスカーフを巻くヴィッキー。

ヴィッキー・ルック17 タートルネック×ホワイトデニム
  • 髪の色に合わせた金色のタートルネック
  • ホワイトデニム

まさにファッションショーのように60年代後半当時の色々なファッションを披露するフェイ・ダナウェイは、29回衣裳チェンジしたと言われています(どうカウントしても実際は20回くらいだろう)。そんな多くの華やかな衣裳の中で、一転して、カジュアル・ルックでありながら、とても魅力的なのが、『奥さまは魔女』のサマンサにも似たシックスティーズ・カジュアルです。

ずっとミニスカートだったからこそ、パンツスタイルになると、全く違う女性らしさの一面が出てくるのです。ミシェル・ルグランのフレンチなスコアの効果もあり、ヴィッキーのアンニュイな一面がとても魅力的です。