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ボンド ガール

バーバラ・バック1 『007 私を愛したスパイ』3(3ページ)

ボンド ガール
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ハイセンスなスカートスーツ・スタイル

ボンドと同じく諜報活動中は、ハイファッションに身を固めるアニヤ。

バックシルエットのヘアスタイルがとても美しい。

アースカラーのジャケットとダークネイビーブラウスの絶妙な組み合わせ。

アニヤ・アマソワ・ルック2 スカートスーツ
  • ベージュ(グレーに近い)のスカートスーツ。ワイドラペル
  • 黒のショルダーバッグ
  • ネイビーブルーブラウス
  • 黒のヒールパンプス
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スワロフスキー・イブニングドレス

ネックレスをネックラインに持ってきた画期的なドレス。

両サイドの深いスリット。

本当に美しいドレスとは、見る角度によって印象が変わるドレスです。

まるでチャーリーズ・エンジェルのようなポーズ。

本作の後、1979年にシェリー・ハックと、チャーリーズ・エンジェルの出演枠を争うが敗れてしまう。

エジプトのルクソールのカルナック神殿にて。

シンプルなようでいて複雑なドレスの形状が分かります。

共に、拳銃を隠しながら向かい合うアイコニック・フォト。

ジョーズの股間の間から見えるトリプルXの胸の谷間。

ボンドと一緒に拳銃を持って、これほど様になるボンドガールはなかなかいません。

そして、のちに『007 慰めの報酬』において引用された、伝説のドレスアップした二人が砂漠を彷徨うシーンへ。

ナイル川の帆船で、夕陽をバックに優雅なるラブシーン。

アニヤ・アマソワ・ルック3 ダークネイビー・ナイトガウン
  • デザイナー:フランカ・スタール・フォン・ホルシュタイン男爵夫人
  • ダークネイビー・ナイトガウン、スワロフスキーのネックライン、スパゲッティ・ストラップ、両サイドに深いスリット、クロスストラップ・バック
  • シルバーバングル
  • ブラック・ハイヒール・パンプス

フランカ・スタール・フォン・ホルシュタイン男爵夫人は、ユーゴスラビア出身の女性で、1961年から英国王室御用達のドレスメーカー・ノーマン・ハートネルの下で働き、1967年に独立しました。

そして、エヴァ・ガードナーやアン王女をはじめとする英国でも有数の上流階級専用のドレス・メーカーとして、ドーバー・ストリートにアトリエを構え、70年代から90年代にかけて人気を誇りました。

ちなみに、このホルストン・スタイルのドレスにおいて、スワロフスキーのクリスタルが使用されています。これが、スワロフスキーがはじめてボンドムービーに登場した瞬間でした。