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【ラルチザン】バナ バナナ(セリーヌ・エレナ)

セリーヌ・エレナ
セリーヌ・エレナブランドラルチザン調香師香りの美学
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バナ バナナ

原名:Bana Banana
種類:オード・パルファム
ブランド:ラルチザン
調香師:セリーヌ・エレナ
発表年:2019年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/21,050円(税別)
販売代理店ホームページ:ラトリエ・デ・パルファム

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価格:17,415円
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セリーヌ・エレナのバナナの香り


ラルチザン パフュームの創業者、ジャン・ラポルトは、好奇心旺盛で茶目っ気のある人物でした。彼は、自身の研究室で意外性があり、すばらしい香りの数々を生み出し、多くの人々を魅了しました。

完璧に調和した香りを生み出したいと考えた彼は、ジャスミンの花の香りが熟したバナナの香りとよく似ていることに気づきました。そこで、切ったバナナをジャスミンフラワーの浸漬液に漬け込むという方法を思いつきましたが、その試みは失敗に終わりました。繊細で変わりやすいジャスミンの香りとバナナの組み合わせは相性が良くなく、上手くいかなかったのです。

この試みは失敗に終わったものの、ジャスミンとバナナの組み合わせが忘れられなかった彼は、仲間の調香師達にこの面白い試みを語っていたのです。

そして今回、私、セリーヌ・エレナは、ジャン・ラポルトの古い友人であった私の父、ジャン=クロード・エレナから聞いたこの物語に着想を得て、新フレグランス「バナ バナナ」を創り上げました。それは、ジャスミンの花飾りと砂糖漬けバナナをブレンドした、稀少で芳醇な意外性のある構成のフレグランスです。

セリーヌ・エレナ

この香りに関しては、細かい説明の前にまずはシャーリー・エリス(1929-2005)の1964年の全米ヒット曲「ザ・ネーム・ゲーム」の雰囲気で、「バナバナバナナ」と軽く口ずさみながら、楽しむムードで接してみるべきでしょう。

2019年5月15日から限定発売された「バナ バナナ」。それはジャン=クロード・エレナの娘セリーヌ・エレナによって調香された珍しいバナナの香りです。そして、このバナナの香りは、ラルチザンを設立したジャン・ラポルト(1972年にシスレーを創業し、1976年にラルチザンを創業した)の宿願の香りでした。

それはジャンが、1970年代に絶大な人気を博していたパリのキャバレー「フォリー・ベルジェール」(マネやロートレックの画題にもなった)の振付師の友人の依頼により、ショーダンサー達が着るバナナのコスチュームのために、バナナの香りを調香しようとして失敗したことでした。

セリーヌ・エレナが調香したバナナの香りは、酢酸イソアミル酢酸ベンジルによって生み出されたバナナの香りに、ジャスミンをブレンドすることによってミルキーで官能的なリアルな果実感を再現することに成功しています。

しかし、残念ながらこの香りはそう長く続きません。僅か10分も過ぎれば、すぐにグリーンなバイオレットリーフが、スパイシーなナツメグと重なり合い、バナナの皮を思わせる香りへと変化を遂げ、更にアイリスのパウダリー感が、完全にバナナの香りを消し去ってしまいます。そして、トンカビーン、ムスク、アンバーのよくある官能的な温かい香りに終始するのです。

香水データ

香水名:バナ バナナ
原名:Bana Banana
種類:オード・パルファム
ブランド:ラルチザン
調香師:セリーヌ・エレナ
発表年:2019年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/21,050円(税別)
販売代理店ホームページ:ラトリエ・デ・パルファム


トップノート:ペッパー、メース(ナツメグの皮)、ヴァイオレット・リーフ
ミドルノート:ジャスミン、アイリス、バナナ・フラワー
ラストノート:トンカビーン、ムスク、アンバー

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