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オ ボー ド ロー (ファブリス・ペルグラン)

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香水データ

香水名:オ ボー ド ロー Au Bord de L’Eau オーデ・コロン
ブランド:ラルチザン
調香師:ファブリス・ペルグラン
発表年:2017年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/18,700円
販売代理店ホームページ:ラトリエ・デ・パルファム


シングルノート:ベルガモット、レモン、ヴァイオレット、ムスク、オレンジブロッサム、ローズマリー

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価格:14,080円
(2019/10/22 16:16時点)
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香水についての解説

「オ ボー ド ロー」は、ラルチザンが、新たな客層の獲得を目的に、2017年に「シュール エルブ」と共に発売したオーデ・コロンです。その名の意味は、「水のほとりで」という意味です。

まず最初にこの香りに対する解釈は、ワールド・ヴァージョンとジャパニーズ・ヴァージョンの二種類があります。そして、そのどちらの解釈を自分自身の解釈とするかは、香りの楽しみ方のひとつなので、どっちであっても全く問題ありません。

では、まずジャパニーズ・ヴァージョン(ブルーベル・ジャパンのPRが日本マーケットに合わせて拡大解釈したと思われるヴァージョン)について。


フランスの印象派の画家クロード・モネ(1840-1926)は、1893年に、パリから数十キロ程セーヌ河を下った小村ジヴェルニーに日本風の太鼓橋のある庭園を造成しました。

そして、そこに睡蓮を浮かべた大きな池が掘られ、1899年から「睡蓮」を主題にした絵画を約250点以上描いたのでした。この「睡蓮」シリーズからインスパイアーされ生み出されたのがこの香りであるという解釈です。それは正しくはないのですが、日本人には伝わりやすい解釈となります。

真実のこの香りの意味は、「覚醒寸前」。


一方、世界的な正解の解釈としてのワールド・ヴァージョンは、クロード・モネであることは同じなのですが、1868年の「セーヌ河岸、ベンヌクール」からインスパイアーされて生み出されたという解釈です。ちなみに、同じ名前のルノワールの絵画も存在するが、こちらについては言及されていない。

1866年から10年間、極貧の季節を過ごすことになるモネの覚醒前の絵画をインスピレーションの源に選んだ理由は間違いなく「覚醒前の天才」の香りを生み出したかったことからです。そういった視点で見ると、「睡蓮」シリーズにおいてモネは、もはや天才の円熟期に達しており、この香りのイメージとはかけ離れていると私個人は感じずにはいられません。

このオーデ・コロンは、ファブリス・ペルグランにより調香されました。それは印象派が絵画を描くように、ベルガモット、レモンといったシトラスに、オレンジ・ブロッサムのフローラルと、ローズマリーのグリーン、ヴァイオレットのハーバル、そして、ムスクといった香料を、上に上にと重ねあわせ、香りの境界線をぼかしていく面白さがあります。

オーデコロンには、人間の能力を覚醒させる何かがあるのです。ちなみに、「水」を題材にした香りでありながら、マリンノートが一切使用されていないのもこの香りの特徴です。

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