オードリー・ヘプバーン

オードリー・ヘプバーン24 『おしゃれ泥棒』3(2ページ)

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作品名:おしゃれ泥棒 How to Steal a Million (1966)
監督:ウィリアム・ワイラー
衣装:ユベール・ド・ジバンシィ
出演者:オードリー・ヘプバーン/ピーター・オトゥール/イーライ・ウォラック/シャルル・ボワイエ



「これでジバンシィが少しは休める」

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掃除婦の変装をするオードリー。

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全てのバランスを崩したスタイリング。

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オードリーが愛用していたリップは何でしょうか?当時愛用していたのが、ランコムレブロンのコスメでした。

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結局何をしてもエレガントなオードリー。

上質な生地であることが一目で分かる写真です。

オードリー・ルック8 変装ルック
  • デザイン:ユベール・ド・ジバンシィ
  • ネイビーブルー色のおしゃれなブラウスに、ターンダウン襟
  • ブルーのスカート
  • スリッポン
  • ワインレッドのソフトハット

オードリーが掃除婦の変装をした後に、ピーター・オトゥールが「これでジバンシィが少しは休める」と言います。しかし、実際はジバンシィは休んでいません。このコスチュームはジバンシィによるデザインです。そんな最新モードのファッション・アイテムを、あえてバランスを崩して着ています。そのサイズ感の混乱っぷりが、オードリーの十八番であるクロス・ジェンダー性を高めています。

実にボーイッシュなオードリー。それは男性以上に女性が惹きつけられる危険なエレガンスです。そして、21世紀にいたっては、このオーバーサイズ感が、なんとも絶妙なスタイリングに見えてくるのですから不思議でしょうがありません。



オードリーはエロスさえもエレガンスに変換する。

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オトナの女のエレガンス。寸分の隙もない貴婦人が、スカートの裾をはだけさせ太ももを剥き出しにするエロス。

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一時期ファッション誌を席巻したおしゃれスナップ。その本質にある「空っぽ」感が、誌面中に伝染し、今ファッション誌は、ほぼ死滅しようとしています。この写真はその対極にあります。

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ファッションは、皺から生まれる。それは、人間の皺。服の皺。

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閉じ込められたシーンの撮影中に休憩する主役二人。

オードリー・ルック9 ジャージーワンピース
  • デザイン:ユベール・ド・ジバンシィ
  • ウールジャージー。ベージュのスタンドカラーワンピ。ジバンシィ1965SS。ラウンドカラー。ショートラグランスリーブ。Aライン。背中に樹脂のボタン。カーフレザーのカンガルーの袋のようなポケットが腰に2つ
  • 黒レザーの細ベルト
  • クリーム色のハンドバッグ
  • アイボリーのパンプス。レネ・マンシーニ。カーフレザーシンボウ付き。1965SS
  • キャメルのカルティエタンク
  • 二の腕までの白手袋。ジバンシィ、白レザー1965SS

出演作が一本一本増えていくごとに、オードリーは類まれな才能と直観力で衣装を着こなし、ひとつのスタイルを創りあげ、ファッション界に大きな衝撃を与えた。

そのシックなこと、その若さとたたずまい、そして彼女のシルエットは人々からさらに称賛されるようになり、私がまったく予期しなかったある種のオーラと光輝で私を満たしてくれた。ヘプバーン・スタイルが誕生し、それは今も生き続けている。

ユベール・ド・ジバンシィ




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