NOSE SHOP 銀座
都内で最もアクセスの良い場所にある、最高の『NOSE マスター』が店長をつとめておられるお店です。コンパクトなお店ですが、アムアージュの世界観を堪能するならココです。
場所 東京・銀座
住所 東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座 1F
電話 03-6263-2007
2022年に『銀座の新しい香水王国』が誕生しました。

現在の松屋銀座 ©MATSUYA CO,LTD.

1925年、開店当時の銀座店 ©MATSUYA CO,LTD.

1964年、銀座大増築完成 ©MATSUYA CO,LTD.
1925年5月1日に開業した松屋銀座店は、太平洋戦争の敗戦後、GHQの接収期間を経て、1953年に全館新装開店しました。そして東京オリンピックが開催された1964年に増築され、さらに1999年の増築を経て、2001年に現在の大きさでリニューアルオープンされました(インターナショナルブティックは2009年よりオープンしました)。
2020年にパンデミックの影響により一時休業した後、空前のフレグランスブームに対して、2022年8月に、「ディプティック」「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」、そして「NOSE SHOP」がオープンしました。
現在は、「メゾン マルジェラ」「バイレード」も加わり、元々あった「ラトリエ デ パルファム」「カワベ」と共に、『銀座の新しい香水王国』を生み出すことになりました。
都内二店舗にしか存在しないアムアージュと素敵な男性店長。

アムアージュ ©Amouage
東京のNOSE SHOPには三人の英傑と呼ばれる素晴らしい店長の方々が存在します。ひとつは麻布台ヒルズ店、そしてもうひとつは宮下パーク店、さらにもうひとつはこの松屋銀座店です。
こちらの店舗には、東京で麻布台ヒルズ台店とここにだけオマーン王国の最高級フレグランス、アムアージュが置いてあります。そんな特別な店舗だけあってこちらの男性店長様は、香水愛がとても強く、ワクワクするような接客をして下さる方です。
さらにその下で働く販売員の方々にも、ひとつひとつの香りに対する深い敬意が感じられます。
NOSE SHOPで最も優れた販売員(トップオブトップ)と言われた男性販売員の方が、2024年11月にルシヤージュ京都に移籍したように、現在、NOSE SHOPにおられる一流の販売員の方々は、もっともっと有意義にお客様と香りについて、語り合いたい欲求が高まっているように感じます。
NOSE SHOPに今一番必要なことは、香水トレーニング以上に、ルイ・ヴィトンやゲランなどの高級フレグランスを扱うブランドで行われる、ベーシカルな接客トレーニングが必要だと思われます。いずれにしても「お客様の鼻に任せる」姿勢から、「お客様の鼻を訓練するお手伝いをする」姿勢に移行しつつあるようです。
なにはともあれ、これだけのフレグランスを集めている香りのセレクトショップを生み出したNOSE SHOPの中森さんは、日本の香水業界のゲームチェンジャーの一人だと思います。