ファッションコラム

【2018‐19年冬】おすすめラグジュアリーバッグPART14 <ステラ・マッカートニー>(2ページ)

    エディター・プロフィール:圭子・スカイウォーカー

    生年月日不明。性別不明。国籍日本。見た目は30代前半、身長170cmくらい。藤圭子にすごく似ている。ラグジュアリー・ファッションに対する情報の幅の広さから、恐らく現役の関係者と推測される。本人とのやり取りはメールと電話と二度っきりの会見のみ。口癖「ファッション誌はあてにならないので読まないわ」。大好きなものは「ダイアン・アーバスの写真とニーナ・シモン」、最も嫌いなものは、「SNSに夢中な女子と、プチプラ自慢する人たち」とのこと。(長谷紅記)



    14.ステラ・マッカートニー

    前シーズン記事 2018年春夏おすすめラグジュアリーバッグPART11<ステラ・マッカートニー>

    2018年現在、全盛期を迎えているチェーンバッグの復権は、ファラベラからはじまったのよ。

    レザーやファーといった動物由来の素材を一切使用せずに、ラグジュアリー・ファッション・ブランドを作り上げたステラ・マッカートニー(1971-)という女性は、今ではファッション・デザイナーとしての存在の枠を超えた〝憧れの女性のシンボル〟となっているの。そして、このブランドが好きな人は、同じくらい彼女本人が大好きなの。

    ビートルズの〝ラブ・アンド・ピース〟精神の正統後継者であり、英国王室と並びうる、英国ポップカルチャーの王様ポール・マッカートニーのプリンセス・ステラ。

    彼女は、名門セント・マーチンズで学び、在学中に、15歳でクリスチャン・ラクロワのインターンを経験し、サヴィル・ロウでテーラリングをしっかり学んだの。そして、1997年にカール・ラガーフェルドの後継者としてクロエのクリエイティヴ・ディレクターに抜擢され、2001年に自身の名を冠したブランドを立ち上げたんだけど、今ではステラ・マッカートニーのバッグは、あらゆる女性にとって、「手の届くラグジュアリー・バッグ」の代表格なの。



    ファラベラ・ミニトート 111,240 ★★★★★






    ステラ・マッカートニーのアイコン・バッグとして、今では環境に悪いコピー品が膨大に出回る程の人気を誇る『ファラベラ』。形だけ求める「コピー女子」にとって、環境にやさしい素材と、労働条件をしっかり考えた環境で作られた10万円の本物よりも、環境に悪い素材と、劣悪な労働環境で作られた5000円のコピーの「1/20の価値」の方がありがたいわけなの。

    これはファッションから見る社会の構図なんだけど、コピーを買う人は、何かのコピーを作る人であり、本物を買う人は、何かの本物を作る人という大まかな傾向があるのよ。ここで、ファラベラの本物と偽者の明確なる違いを4点明記しておこう。

    1. ダイヤモンドカットが施された、(腐食に強い)ルテニウムチェーンによるジュエリーのような多面的な光沢感
    2. 上質な人工皮革(モヘア50%のシャギーディア素材)が生み出す肌触りと、モノを入れたときの形状変化の美しさ
    3. 通常の合皮よりも、軽く、外観からも柔らかいドレープ感が感じ取れる
    4. ペットボトルのリサイクル素材によって作られたライニングにはステラのロゴが配されている

    私はこのクロテッドクリームと呼ばれる肌なじみの良いカラーとゴールドチェーンの新作がかなりのおすすめ。こういったヌードカラーは服装によって、グラマラスにも、エレガンスにも、カジュアルにもカメレオンのように表情を変えてくれるので、本当に重宝するの。

    2010年秋冬コレクションで発表されたファラベラ。その素材は、できるだけオーガニックコットンを使用し、自然に優しいポリエステルやポリウレタンを使用。そして、ナッパ風素材のコーティングの50%以上は再生可能な天然資源の植物油というこだわり。



    ステラ・ロゴ・ショルダーバッグ 96,120円 ★★★★★




    2017年の12月にデビューした「ステラ・ロゴバッグ」シリーズは、柔らかなアルターナッパレザー(合成皮革)に、ステラマッカートニーのロゴがサークル状に施されているシンプルなデザインが特徴。

    定番のトートバッグもいいんだけど、私的にはショルダーバッグのベルトがとてもクールなので、おすすめよ。



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