ファッションコラム

【2018‐19年冬】おすすめラグジュアリーバッグPART17 <クロエ>(2ページ)

    エディター・プロフィール:圭子・スカイウォーカー

    生年月日不明。性別不明。国籍日本。見た目は30代前半、身長170cmくらい。藤圭子にすごく似ている。ラグジュアリー・ファッションに対する情報の幅の広さから、恐らく現役の関係者と推測される。本人とのやり取りはメールと電話と二度っきりの会見のみ。口癖「ファッション誌はあてにならないので読まないわ」。大好きなものは「ダイアン・アーバスの写真とニーナ・シモン」、最も嫌いなものは、「SNSに夢中な女子と、プチプラ自慢する人たち」とのこと。(長谷紅記)

    17.クロエ


    前シーズン記事 2018年春夏おすすめラグジュアリーバッグPART4<クロエ>

    大人の女性が、少女の気分で持つことが許され、それでいて、若作り感を漂わせない奇跡のバッグを生むブランド。一方、若い女性が、大人のエレガンスを、その若さをフルに生かして発揮することが出来る同じく奇跡のバッグを生むブランド。サマンサ・タバサとケイト・スペードを持っている女性がこのブランドのバッグを持つと、10倍魅力的に見えるであろう奇跡のバッグを生むブランド。それが「クロエ」よ。

    クロエこそが、ウーマンパワーを象徴するラグジュアリー・ブランドのひとつなの。それは1952年に女性のギャビー・アギョンによって創業されたこともそうなんだけど、働いてお金を稼ぐ女性のために、史上初のプレタポルテ(既製服)・コレクション(それまでは働かない貴族や有閑マダムのためのオートクチュールのみだった)を開催したことが象徴的なの。

    1963年にカール・ラガーフェルドを主任デザイナーに抜擢し、70年代のファッション・シーンの中心に君臨し、1997年には、ステラ・マッカートニー、2001年には、フィービー・ファイロ(彼女によってパディントン等のバッグが生み出された)、2011年から17年にかけてはクレア・ワイト・ケラーといった女性のデザイナーたちが主任デザイナーになったの。そして、2018年春夏コレクションから、ナターシャ・ラムゼイ=レヴィ(バレンシアガ時代の最も輝いていたニコラ・ジェスキエールの下で働いていた)が主任デザイナーに就任し、今に至るのよ。

    このブランドのバッグの真価は、まだまだ日本では発揮されていない。そして、私は最近気づいた。このブランドのバッグは、ファッション感度を高めたいと願うあらゆる世代の女性にとって奇跡を起こしてくれるバッグが揃っていると。もし、世界で一つだけしかバッグを購入するためのブランドを選択できない独裁国家に私が生きることを余儀なくされたならば、私はためらいなく、シャネルを捨て、フェンディを捨て、クロエを選択するだろう。

    クロエCスモールバッグ 214,920円 ★★★★★





    クロエが2018年12月から発売開始した新作バッグ「クロエC」は、20世紀のエレガンスを体現したようなクラシカルなショルダーバッグよ。

    シャイニーカーフスキンとスエードカーフスキンがコントラストを成すクロエらしいフロント部分に装着された光沢のあるゴールドCが特徴的。どんなファッションに対しても、そのファッションのイメージを壊すことなく格上げしてくれる絶妙なバランスはさすがクロエって感じね。

    間違いなく2019年のラグジュアリー・バッグの台風の目になるはず。Gに近いCのデザインが天才すぎ!

    テス・スモールバッグ 246,240円 ★★★★★





    2018-19年秋冬コレクションにデビューした新作バッグ「テス(TESS)」。「ドリュー」の流れを汲むクロエの独特なおかめシルエットが生み出すキュートさとエレガンスの不思議な同居がこのバッグの魅力よ。

    シャイニーなヌードカラーのスパッツォラート加工(光沢を出す加工)を施したグロッシーラムスキンとスムースカーフスキンを組み合わせたバッグのフロントには、クロエのシグネチャー「O」を表わすループがついているの。

    外見、ファッション感度を問わず、全国700万人の20代の女性全てを輝かせることの出来る、日本人女性との相性が抜群の〝ゴッド・バッグ〟よ!そして、30代以上の女性には、20代のキュートさを頑張り過ぎずに取り戻してくれる〝アンチエイジング・バッグよ。



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