12.サルヴァトーレ・フェラガモ
どこまでも上品さを突き詰めた、媚びないデザインが魅力的。フェラガモのシューズと同じく、そのバッグは、女性に優雅さを与えるバッグではなく、優雅な女性にしか似合わないバッグなの。 |
ガンチーニのバッグが似合う人はある意味選ばれし人よ。フェラガモにとって、バッグに関してもシューズと同じくフォーカス・ポイントは、ただ一つ、真にエレガントな人にのみ捧げられるということ。
あくまでもその人の品格をエスコートするフェラガモのバッグ。だからこそ、このブランドのバッグには、それ自体ですごく目立つデザインのものは存在しない。(圭子・スカイウォーカー)