バーバリーのトレンチコートと共に、ジョーズ登場。
バーバリーのトレンチコートを小脇に抱えて登場するのは、我等がジョーズです。
オールホワイト・ルックでリオに到着するボンド
ジェームズ・ボンド・スタイル7 ホワイトスーツ
- ホワイトスーツ、ノッチラペル、ダブルベント
- フランク・フォスターのコーヒー色のシャツ、タブカフス
- コーヒー色のポケットチーフ
- サルヴァトーレ・フェラガモの黒のホースビットローファー
タキシードをなぜか着替えないボンド
ジェームズ・ボンド・スタイル8 タキシード
- ブラックタキシード、ピークドラペル
- フランク・フォスターの白のフロントプリーツシャツ、フレンチカフス、
- ブラック・ボウタイ
- サルヴァトーレ・フェラガモの黒のローファー
「ここほど壮大で理想的な撮影場所は他にないだろう」とまでロジャー・ムーアに言わしめたポン・ヂ・アスーカルは、私も訪問したことがあるのですが、確かにリオデジャネイロの絶景を拝むことが出来る絶景スポットです。
私は、リオ・スルという大きなショッピング・モールから歩いて行ったのですが、リオの中では比較的治安の良い場所であり、現地の空気も満喫できる道程でした。そして、帰りに寄り道した、ボタフォゴ湾のフォゴ・デ・チャオのディナーも素晴らしいものでした。
それは兎も角として、着替えず、タキシードの襟だしスタイルでポン・ヂ・アスーカルに現れるボンドに違和感を感じます。洗練されたスパイの姿からは程遠い、当時のディスコブームに流された中年男の悲愁さえも感じさせてしまっています。