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東京

P.Seven茶香水 コレド室町テラス店【全国フレグランス×香水聖地巡礼ガイド2024】

東京
© P.Seven茶香水
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P.Seven茶香水 コレド室町テラス店

場所 東京・日本橋
住所 東京都中央区日本橋室町3丁目2−1 コレド室町テラス 2F
電話 03-6910-3969

三井不動産が、日本橋再生計画の一環として2019年9月27日にオープンさせた「COREDO(コレド)室町テラス」。その名の意味は、英語で〝核〟を意味する〝CORE〟と〝江戸〟を意味する〝EDO〟を組み合わせた造語で、〝江戸の中心〟です。この2階にある「誠品生活日本橋」の中に、2012年創業の台湾茶のフレグランスブランド「P.Seven茶香水」の日本初の店舗が誕生しました。
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2012年創業の台湾茶のフレグランスブランド「P.Seven茶香水」

コレド室町 ©Mitsui Fudosan Retail Management Co., Ltd.

コレド室町テラス ©Mitsui Fudosan Retail Management Co., Ltd.

三井不動産が、日本橋再生計画の一環として5つの街区を2024年までに再開発していくと発表した後、2010年10月28日に、その第一弾として「COREDO(コレド)室町」がオープンしました。その名の意味は、英語で〝核〟を意味する〝CORE〟と〝江戸〟を意味する〝EDO〟を組み合わせた造語で、〝江戸の中心〟です。

そして、2019年9月27日にプロジェクト第四弾として「COREDO(コレド)室町テラス」がオープンしました。この2階のワンフロアに入っているのが「誠品生活日本橋」です。「誠品生活」とは台湾のセレクトショップであり、日本の代官山の蔦谷書店がモデルにしたことで有名な書店(1989年創業)としてはじまりました。

この中の一店舗として台湾茶のフレグランスブランド「P.Seven茶香水」が日本初進出することになりました。2012年にティーマスターである潘雨晴氏により創業されたこのブランドの名の意味は、苗字の〝P〟と幸運の番号〝7〟を組み合わせたものです。

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日本人で、お茶香水が嫌いな人はあまりいない。

© P.Seven茶香水

© P.Seven茶香水

〝日本人でお茶香水が嫌いな人はあまりいません〟。お茶香水のはじまりは、ブルガリが1992年に発売した、ジャン=クロード・エレナによる「オ パフメ オーテヴェール」なのですが、今ではほとんどのブランドが一本はお茶の香水を出すほど、お茶香水は〝キラー・フレグランス〟と言われています。

さらにパンデミックによる閉塞感が、人々に〝誰かのためでなく、自分の心のための香り〟を求める傾向を高めてゆきました。そんな人々の心をがっちりと掴まえているのが「P.Seven茶香水」です。

このブランドのポップアップのイベントでも感じることなのですが、こちらの販売員の方々は、自分が働くブランドに対する愛だけでなく、台湾の文化に対する愛を感じさせます。ブランドのコンセプトが「台湾をまるごと瓶に閉じ込める」なのですが、日本人と共有しやすいお茶に対する愛を強く感じさせる所が、このブランドの最高の魅力だと思います。

カイエデモード初期にXの相互リンクをして頂いた所も含めて、〝心が温かいフレグランス・ブランド〟という印象がとても強いです。調香師の方を含め、性格のいい人たちが、温かい心で生み出しているように感じます。

意外に東京に住む人の間でも認知度が低い「COREDO(コレド)室町」は、デートスポットというよりも、感性の優れた友人同士で訪れて欲しい、〝心を豊かにしてくれるスポット〟だと思います。