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ミア・ファロー9 『華麗なるギャツビー』3(2ページ)

ミア・ファロー
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撮影中、相性の良かった二人。

8年前の軍服とイブニングドレスで、一本のキャンドルだけで踊り明かす二人。

8年前のあの日・・・ちなみに物語の設定は、1922年です。

デイジー・ブキャナン・ルック10 ホワイト・イブニングドレス
  • ローズモチーフのついた白のイブニングドレス
  • 白のハイヒールパンプス

彼の唇にふれられて、彼女は彼にむかって一輪の花のごとく開花した。同時に彼の夢も一個の人間の姿に具現化したのである。

『華麗なるギャツビー』F・スコット・フィッツジェラルド

この時期、もう一つ印象深いのはウォーターゲート事件、主演のロバート・レッドフォードと私は楽屋でテレビに釘付けになっては、時が経つのを忘れこの事件について語り合った。ロバートの優しさとすばらしい友情も忘れられない思い出だ。

ミア・ファロー

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ギャツビーとデイジーの甘いひと時

美しい草花に囲まれた甘美な時間。

キャプリーヌもドレスも、夕陽に映える美しさ。

オリジナル・コスチューム写真。

デイジー・ブキャナン・ルック11 森の妖精
  • ホワイト・シフォン・ドレス
  • 白のホースヘアのキャプリーヌ、ピンクのシフォンのリボン

素晴らしい帽子の数々はウッディ・シェルプによるものです。1957年にアイリーン・シャラフのアシスタントとしてハット・デザイナーの道を歩き、『地中海殺人事件』(1982)や『コーラスライン』(1985)のシャンパンカラーのフィナーレ・ハットも担当しました。

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フラッパー・メイクとは・・・

このプールサイドのプロダクト・デザインがとても魅力的。

ギャツビーの死を予感させる金魚のシーン。

デイジー・ブキャナン・ルック12 シルクガウン
  • ホワイト・シルクガウン

1914年から始まった第一次世界大戦は、1918年に終わり、戦勝国のアメリカは、独立以来空前の好景気の中で1920年代に突入します。

戦争中に地味だった人々の装いは、その反動化のように、派手好みとなり、ナチュラルメイクは流行遅れとなりました。それまでは大げさな化粧や、爪を塗ったり髪の毛を染めたりするということは、低俗だとして避けられていたのです。

フラッパーたちは、唇に口紅、目をコールやマスカラで強調し、眉毛を剃って描き、爪にはマニキュアを塗りました。かつては、売春婦や舞台女優だけがしていた派手なメイクを女性が歴史上初めて楽しむようになりました。彼女たちこそ阪急百貨店の2階のコスメフリーク達の元祖なのでした。