究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ
関西・名古屋

フレグランスコーナー 阪急うめだ本店【全国フレグランス×香水聖地巡礼ガイド2024】

関西・名古屋
© HANKYU HANSHIN DEPARTMENT STORES, INC.
この記事は約4分で読めます。

フレグランスコーナー 阪急うめだ本店

場所 大阪・梅田
住所 大阪府大阪市北区角田町8−72 阪急うめだ本店 2階
電話 06-6313-7497

〝香りの西の本山〟阪急うめだ本店のフレグランスコーナーは、最高の立地であるにも関わらず〝香りを選ぶコト消費〟時代に逆行している、満員列車のように窮屈な、働く販売員の方々にとっても罰ゲームのようなコーナー・レイアウトが特徴的です。しかし、このコーナーには、ブルーベルとフォルテの一流の香水販売員の方々が集結しており、訪問する時間帯さえ考えれば、素晴らしい香水案内をして頂けます。

スポンサーリンク

なにわともあれココは〝香りの西の本山〟

© HANKYU HANSHIN DEPARTMENT STORES, INC.

新宿伊勢丹のフレグランスコーナーが〝香りの東の本山〟であるなら、阪急うめだ本店のフレグランスコーナーは〝香りの西の本山〟です。しかし、一般的に関西の香水愛好家の皆様からは敬遠されています。

アルファベットの〝U〟を右に90度回転させた形の陳列棚には、メゾンマルジェラ、カワベ(アクアディパルマなど)、フォルテ(エラケイ、キャロン、ディファレント・カンパニー、ロジーヌなど)、ブルーベル(メゾン フランシス クルジャン、ペンハリガン、パルル モア パルファムなど)を中心としたフレグランスが並び、それぞれの代理店の販売員の方々がおられます。

さらに、その向かいには、ディプティックのカウンターと、裏手には、シャネルのパフューム・カウンター、通路を挟んで、ビュリーのコーナーがあります。

問題はそれぞれの販売員よりも、売り場の作りにあります。それはまるで立ち食い蕎麦のように見にくくて狭苦しい空間です(売り場面積を2倍にすれば、売り上げは4倍になるかもしれない)。

そして時間帯によっては、ディオールのコスメカウンター並みに混雑しているので、満員電車の中にいるみたいで、ゆったりと接客を受けることが出来ません(超一流の販売員の方々も口を揃えて、あの環境ではお客様の満足のゆくカウンセリングは出来ないと断言するほど)。

ですが、敢えてこのお店は外せない理由があります。それは、ブルーベルとフォルテの販売員の方々の多くがとても素敵だからです。

スポンサーリンク

何よりも、関西唯一のキャロンの聖地

© HANKYU HANSHIN DEPARTMENT STORES, INC.

まず最初に、西日本のフォルテ(エラケイ、キャロン、ディファレント・カンパニーロジーヌなど)と言えば〝この人〟という程、東京のSHUN様や伊勢丹新宿のフレグランスコーナーにおられる女性神販売員様のように素晴らしい神販売員様がおられます。彼女の接客は、一言で言えば、お客様それぞれのペースに合わせ、ゆったりと丁寧な接客をして下さることにあります。

関西で、しっかりと説明して下さる、フォルテを取り扱っているお店は、他に大阪高島屋ル シヤージュ 京都様だけなので、フォルテの社員の方から直接説明して頂けるこのお店はとてもありがたい店舗です。何よりも関西で唯一キャロンを取り扱っている場所です。

次に、ブルーベルの方々なのですが、このコーナーは、元々ラトリエデパルファンの梅田大丸店でチーフをつとめられていたルイ・ヴィトンの元フレグランス・スペシャリスト様(カイエデモードが最も崇拝している方)の下でサブチーフをつとめられていた方が、長年チーフをつとめられています。

更に、その下で、販売員をされていた二人の女性もしっかりと脇を固めており、この三人の香水接客を受けることが出来れば、大阪で三本の指に入るブルーベルの香水接客を受けることが出来るでしょう。

ひとつだけ注意しないといけないのは、この店舗には、フレデリック・マル、キリアン、セルジュ・ルタンスがないという事です(キリアンだけメンズ館にあります)。

この売り場を訪れる時に、避けるべきこと。それは、平日の午後17時半から午後19時半の時間帯と土日には訪問するべからずという事です。最も空いている時間帯は、早朝からお昼の間です。