アン・フリッポ

フルール・ド・ランジェ (アン・フリッポ)

    香水名:フルール・ド・ランジェ Fleur d’Oranger オード・パルファム
    ブランド:ラルチザン
    調香師:アン・フリッポ
    発表年:2005年、2007年、2011年(現在廃盤)
    対象性別:ユニセックス
    価格:50ml/21,000円(2011年版参考価格)





    ★★★★☆ オレンジブロッサム(2007年版について)

    新機軸みたいな製品をすすめるのは気が進まない。この香水は特定の素材の特定の年に収穫するに注目している。具体的にはチュニジアのオレンジ・ブロッサムで、しかも特定の生産者が作ったものだ。ワインと似ているところもあるけど、この香水には別な材料も使われている(ワインの場合は葡萄果汁だけのはずだけれど)。ハイコンセプトなだけに値段も高く、100ml瓶で295ドルもする。しかしこの香水は美しく、明るい。印象的な輝きと持続性はジョー・マローンやセルジュ・ルタンスなど、ほかの単一花香調のものに比べてはるかに好ましい。材料のよさを引き立たせたいとき、私自身はもう少し複雑な調合、たとえばアンスティテュ・トレビアンの「コローニュ・ア・イタリエンヌ」のようなのが好みだ。でもオレンジ・ブロッサムが死ぬほど好きとか、お金をできるだけ早く使ってしまいたいとかいう人には、これに限る。― タニア・サンチェス

    『「匂いの帝王」が五つ星で評価する世界香水ガイドⅡ』ルカ・トゥリン/タニア・サンチェス 原書房

    シングルノート:オレンジ、オレンジ・ブロッサム、ネロリ、プチグレン、蜜蝋

    ラルチザンが打ち出していたウルトラ・リミテッド・フレグランス・シリーズ(ハーベスト・シリーズ)の第一弾「フルール・ド・ランジェ」(フルール・ド・オランジェ)。2005年と2007年、そして、2011年に限定発売された「幻の名香」です。名前の意味はストレートに「オレンジの花」です。年によって甘さがまったく違います。

    特別に豊作(グランクリュ)だったチュニジア産(正確にはチュニジア北東部の地中海に面するナブール産)のオレンジ・ブロッサムを小枝・葉から果実までまるごと使用されています。2005年版は、世界で2990本限定、2007年版は、世界で6000本のみ販売、2011年版に至っては、日本では150本のみ限定販売でした。特別にエンボス加工された木箱に入れられ、ナンバリング販売されました。

    この頃は、ラルチザンの専属調香師のようなポジションにいたアン・フリッポによる調香です。



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