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【ゲラン】オー ドゥ シャリマー(ジャン=ポール・ゲラン)

ゲラン
©GUERLAIN
ゲランジャン・ポール・ゲランブランド調香師香りの美学
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オー ドゥ シャリマー

原名:Eau de Shalimar
種類:オード・トワレ
ブランド:ゲラン
調香師:ジャン=ポール・ゲラン
発表年:2008年
対象性別:女性
価格:75ml/11,600円

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シャリマーの涙

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1921年にゲランの三代目調香師ジャック・ゲランが生み出し、1925年に発売されたゲランを代表する傑作フレグランス「シャリマー」(パルファム)。

2003年にゲランを子会社にしたLVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)は、若者に受けるシャリマーを作るように提案しました。そして、マチルド・ローランにより生み出されたのが「シャリマー オー レジェール」でした。

翌年、ジャン=ポール・ゲランにより「シャリマー ライト」としてリニューアルされ、2008年に二度目のリニューアルをジャン=ポール・ゲランにより施されのがこの「オー ドゥ シャリマー(シャリマーの水)」です。

フレッシュ・グルマンと銘打たれたこの香りは、ベルガモットとライムを中心とする(どこかきんきんに冷えたレモンを連想させる)強烈なシトラスシャワーからはじまり、そこに温かいバニラが注ぎ込まれ、レモンタルトのような甘い香りに包まれます。

すぐにパウダリーなアイリスとスパイシーなローズがレモンタルトとブレンドされ、独特なバニラのドライダウンへと導かれていきます。ただし、このバニラには、ベンゾイン、トンカビーンの雰囲気はなく、シャリマーの持つ神秘性を取り除いたようなバニラです。

徹頭徹尾、シャリマーの持つ神秘性を削ぎ落としていったこの香りは「シャリマーの水」と呼ぶよりも「シャリマーの涙」と呼ぶ方が相応しい香りでした。

ルカ・トゥリンは『世界香水ガイド』で、「オー ドゥ シャリマー」を「チープ・オリエンタル」と呼び、「初めから終わりまで不快でしかない。トップノートはチープでどぎつい合成バニラだし、オリジナルのタイムとレモンオイルのアコードはパロディ化されている。後に続く品のないムスク様ケミカルアコードは、「パコ ラバンヌ プール オム」を混ぜた「アビ ルージュ」の粗悪なイミテーションのよう。何があっても願い下げだ。」と1つ星(5段階評価)の評価をつけています。

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香水データ

香水名:オー ドゥ シャリマー
原名:Eau de Shalimar
種類:オード・トワレ
ブランド:ゲラン
調香師:ジャン=ポール・ゲラン
発表年:2008年
対象性別:女性
価格:75ml/11,600円


トップノート:オレンジ、ベルガモット、ライム
ミドルノート:ローズ、ジャスミン
ラストノート:バニラ、アイリス、樹脂

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