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コリンヌ・クレリー 『007 ムーンレイカー』4(4ページ)

ボンド ガール
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うつくしいファンタジーカラーワンピース





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ドラックス・ガールNo.4=イルカ・ボチェンコ

ヴェネツィアのガラス博物館の受付嬢として登場する。

実は彼女こそがドラックス・ガールのリーダーだったのです。

見よ!当時のヨーロッパの一流ファッション・モデルが勢揃いしたというドラックス・ガール8人衆を!

ボンドを秘密基地に誘い込む白のドレープドレスが艶かしいイルカ。

バックラインもとても美しいです。

イルカは、ポーランド系フランス人です。

本作以後、歌手兼作詞家として成功を収めました。

イグアスの滝をバックにイルカ。

1970年代、世界一周旅行が人々にとってより身近なものとなり、人々は、世界中の秘境に興味を持つようになりました。そして、多くの映画は、人々の旅行願望を煽り立てる役割を果たすようになっていくのでした。そんな作品の中心に存在するのが、60年代から70年代にかけてのボンド・ムービーでした。

イグアスの滝で、「もっとこっちに来てちょうだい」と人差し指で誘うイルカのシーンは、そんな時代のそんな映画を象徴するアイコニック・シーンとも言えます。まだまだ情報が少ない時代だったからこそ、人々は、ファンタジーと共に海外旅行に臨むことが出来たのでした。それは、現在のインスタと共に海外旅行に臨む姿勢とは真逆の姿勢と言えるでしょう。