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【シャネル】ココ マドモアゼル パルファム(ジャック・ポルジュ)

シャネル
©CHANEL
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ココ マドモアゼル パルファム

原名:Coco Mademoiselle Parfum
種類:パルファム
ブランド:シャネル
調香師:ジャック・ポルジュ
発表年:2001年
対象性別:女性
価格:7.5ml/20,350円
公式ホームページ:シャネル

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成熟した21歳、または永遠の21歳の香り

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もし今、21歳のココ・シャネルがここに蘇えり、21世紀を生きることになったらどんな香りをつけたいだろうか?さぁ、そんなココのための香りを創ってください」というコンセプトのもと、21世紀の最初のシャネルの香りは誕生しました。

シャネルの三代目専属調香師ジャック・ポルジュにより調香され、2001年に発売された「ココ マドモアゼル」は、オード・パルファムとパルファム(香水)が同時に発売されました。

2000年はじめに発売と同時に、アメリカの大学生を中心に爆発的なヒットとなったこの香りは、あっという間に世界中の20代の女性のアイコンとなりました。どのようなメイク・ヘアスタイル・ファッション・ライフスタイルであろうとも、フレグランスをつける20代の女性の2人に1人はこの香りを使っているとまで言われました。

だからこそ、20年の月日が経った今、この香りは、凡庸なファッション・フレグランスの代表格のような位置づけとなっています。しかし、その認識は明らかに間違いです。大衆に受ける先駆的な香りを作ることは、サヴォアフェールが必要とされることなのです。

そんな「ココ マドモアゼル」の真の偉大さをもっとも感じ取ることができるのがこのパルファム・ヴァージョンです。

シトラスは多くを語らず、ライチにその情念を引き渡すことにより、ローズとジャスミンを中心としたフローラルブーケに、フルーティーな輝きを与えるこの香りは、EDPには存在しなかったアイリスの存在により、幾万の人波の中で佇む〝若き日のマリア・カラス〟のような静粛さを湛えた微笑を持つ女性に自分が成り得たかのような錯覚を与えてくれます。

パルファムは拡散せずに、肌にしっかりと乗っかかるからこそ、その香りの情念をしっかりと感じ取り受け止めることが出来るのです。心に染み込むような香りです。

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香水データ

香水名:ココ マドモアゼル パルファム
原名:Coco Mademoiselle Parfum
種類:パルファム
ブランド:シャネル
調香師:ジャック・ポルジュ
発表年:2001年
対象性別:女性
価格:7.5ml/20,350円
公式ホームページ:シャネル


トップノート:シチリア産オレンジ、シチリア産グレープフルーツ、カラブリアン・ベルガモット
ミドルノート:ライチ、イタリアン・ジャスミン、ローズ、フィレンツェ産アイリス
ラストノート:インドネシア産パチョリ、タヒチアン・ベチバー、バーボン・バニラ、ホワイトムスク