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【シャネル】アリュール シリーズの全て

シャネル
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アリュール シリーズ

Allure 「アリュール」とは、英語で「魅力、性的魅力」を意味するのですが、フランス語ではニュアンスが少し変わり、「容貌、見せかけ、物腰」を意味します。

世紀末の1996年に生み出されたこの香りによってシャネルは、カメレオンのように常に変身する女性の魔性こそが、21世紀の女性の魅力であると予見したのでした。

シャネルの三代目調香師ジャック・ポルジュにより、新たなる女性像の啓示として生み出された「アリュール」は、まさに「変われない女には未来はない」というシャネルイズムを凝縮させた「21世紀に向けての香りによるシャネル宣言」とも言えます。

さらに1999年には、「アリュール オム」というメンズ・ヴァージョンを誕生させることにより、「男性に対しても、カメレオンのように常に変身する魔性」をシャネルは支持すると表明したのでした。

クロスジェンダー=ノージェンダー時代を予見した「香りをコスプレする」画期的なフレグランス・シリーズそれが「アリュール」なのです。

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まいにち、新しい自分を発見する香り

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この香りには、通常の香りのピラミッド構造は存在しません。身に纏う人それぞれにその人だけのその時の魅力が反映され香り立つように調香されています。

それはまるで六面にファセット・カットされたダイアモンドの一面に光が当たり輝くように、六つの香りのうちのひとつが、その人の魅力に反映し、優雅なブルボンバニラと絡み合い、シンクロするように香りを放つのです。

2021年現在に至るまで、アリュール・シリーズは大きく3種類に分類され、リリースされています。

  1. アリュル(ノーマル・ライン)
  2. アリュール センシュエル(セクシャル・ライン)
  3. アリュール オム(メンズ・ライン)

全てのボトル・デザインは、シャネルののアート・ディレクターであるジャック・エリュにより創造されました。

ちなみに有名人を使うのではなく、〝輝いている一般人を広告塔として起用し、共感を生み出すという広告戦略〟をはじめて採ったことでも画期的でした。

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アリュール全10作品

アリュール


アリュール 香水 (1999)

アリュール オードゥ パルファム (1999)

アリュール オードゥ トワレット (1996)

アリュール センシュエル


アリュール センシュエル 香水 (2006)

アリュール センシュエル (2005)

アリュール オム


アリュール オム エディシオン ブランシュ (2014)

アリュール オム スポーツ オー エクストレム (2012)

アリュール オム スポーツ コローニユ (2007)

アリュール オム スポーツ (2004)

アリュール オム (1999)