ピーター・セラーズも愛した女=キャプシーヌ
シモーヌ・クルーゾー・ルック3 ミンクコート
- 黒のミンクのロングコート
- ベージュのレザーグローブ
- ブラック・パイソンハンドバッグ
- パールイヤリング
- 一連パールネックレス
- 黒パテントレザーのローヒールパンプス
ピーター・セラーズ(1925-1980)は本作出演にあたり、ロバート・ワグナーをライバル視していました。そして、元々ぽっちゃりしていた彼は過酷なダイエット・ピルを使用することになりました。この事実が、1964年4月5日の夜、新妻ブリット・エクランドと性行為中に心臓発作を起こした原因にもなったと考えられています(以後、1980年7月の死に至るまで心臓発作に悩まされ続けることになります)。
ちなみに、セラーズは、知り合って10日後の1964年2月19日にブリット・エクランドと結婚しました。それは、本作撮影中にキャプシーヌに夢中になったセラーズが果敢に彼女にアプローチしたが全く相手にされなかった反動とも言われています。
少ししか登場しない最も魅力的なサンローラン・コート
シモーヌ・クルーゾー・ルック4 リーファーカラーコート
- ダークブラウンのファーハット
- タンカラーのリーファーカラーコート、ダブル
- ブラウンのマフラー
- ダークブラウンのレザーグローブ
- 黒のスエードのローヒールパンプス
シモーヌはほとんどアースカラーを着ていた
シモーヌ・クルーゾー・ルック5 デイドレス
- グレーのデイドレス、半袖、膝上丈、スカートはゆるくバルーンシルエット
- 黒ベルト
- 黒ライムストーンネックレス
- 黒のスエードのローヒールパンプス
シャープなボディラインが引き立つシンプルなアースカラードレス。長身でスタイルの良い女性にはシンプルなシルエットのドレスが最も引き立つという好例。