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【ロシャス】ビザーンス(ニコラ・マムーナス/アルベルト・モリヤス)

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その他 アルベルト・モリヤス ブランド 調香師 香りの美学
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香水データ

香水名:ビザーンス Byzance オード・トワレ
ブランド:ロシャス
調香師:ニコラ・マムーナス、アルベルト・モリヤス
発表年:1987年(現在廃盤)
対象性別:女性
価格:30ml/4,400円、50ml/8,800円、50ml/11,500円


トップノート:アルデヒド、香辛料、カーネーション、グリーン・ノート、マンダリン・オレンジ、バジル、レモン、カルダモン
ミドルノート:チュベローズ、ニオイイリスの根茎、ジャスミン、ターキッシュ・ローズ、イランイラン、リリー・オブ・ザ・ヴァレー、アニス
ラストノート:サンダルウッド、アンバー、ムスク、バニラ、ヘリオトロープ(ニオイムラサキ)、シダー

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ルカ・トゥリン

★★★★☆ チュベローズ・インセンス

「イザティス」と近い関係にある、気だるいフローラルオリエンタル。クリーミーかつ清潔なアルデヒド調ローズが、一方ではレモンのようなカルダモンの軽さを、他方ではサンダルウッドとバニラの香りを支えている。いわばインド風に飾った「リブ・ゴーシュ」で、フランスのお嬢さんがドレスアップのまねごとをして遊んでいるときに、アングルのオダリスクみたいにオリエンタル風になる感じ。かつてのビザーンスは微睡むように流動的で重たげな雰囲気だった。揺れ動く柔らかなアンバーがトップノートで、お香のような清められた印象があり、ボリュームのある新鮮で塩辛いローズが核になっていた。作り直したものは、アンバーを取り除いてフレッシュさを出し、重みを減らして、バスルームの白いタイルのような濡れた光が加わっている。「アナイス・アナイス」に近く、もっと突き詰めれば肩肘張らない「クーロス」といったところか。それでもとてもよい香りで、ものすごく効果的な男性用になる。― タニア・サンチェス

『「匂いの帝王」が五つ星で評価する世界香水ガイドⅡ』ルカ・トゥリン/タニア・サンチェス 原書房

香水についての解説

オリエンタル・スパイシーの香り。ロシャスの専属調香師ニコラ・マムーナスアルベルト・モリヤスによる調香。ビザーンツという名前は、ビザンティン帝国=東ローマ帝国から来ており、この帝国の首都であるビザンティン=コンスタンティノープル(現イスタンブール)は、西洋と東洋が融合した素晴らしい街であり、栄華を極めていた頃のビザンティン帝国をイメージして創られた香り。

バブル景気全盛の時代に作られた個性的な香りであり、今では名香の一つに数え上げられるフレグランス。

ゴージャスに金文字が刻印されたボトル・デザインが秀逸で、森瑤子の「ドラマティックノート」においても取り上げられた今では幻の香りです。

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