究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ

黒水仙

シャネル

【シャネル】N°5(No.5)の歴史⑧ ジゼル・ブンチェンとマリオン・コティヤール

ジゼル・ブンチェンの迷走期を経て、2021年に「シャネル N°5」が100周年を迎えるにあたりマリオン・コティヤール(1975-)が新ミューズに選ばれました。ここにシャネルは完璧なミューズを手にするに至ったのでした。
シャネル

【シャネル】N°5(No.5)の歴史⑥ エステラ・ウォーレンとニコール・キッドマン

最後のN°5ミューズであるジゼル・ブンチェンよりも遥かに魅力的なのが、リュック・ベッソンにより演出されたエステラ・ウォーレンが演じた「世紀末の赤ずきん」でした。もしかしたら、ヴィジュアル・イメージの観点においては、彼女のイメージがN°5イメージかもしれません。
シャネル

【シャネル】N°5(No.5)の歴史⑤ キャロル・ブーケ

1977年から1990年にかけて、リドリー・スコットが、ニュー・ラグジュアリーの象徴としてのN°5のエレガンスをイメージさせる抽象的な広告フィルムを創造しました。1990年代のシャネルのミューズは、ボンドガールをつとめたキャロル・ブーケでした。
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シャネル

【シャネル】N°5(No.5)の歴史④ カトリーヌ・ドヌーヴ

1968年にカトリーヌ・ドヌーヴがN°5の新たなるミューズに選ばれ、70年代において大々的な広告キャンペーンが繰り広げられたのでした。その結果、N°5に新しい生命が吹き込まれ、香水に新しい物語を語らせ、新世代の女性たちに、これこそ自分たちの官能性を表現する香りだと思わせたのでした。
シャネル

【シャネル】N°5(No.5)の歴史③ マリリン・モンロー

1950年代に、N°5の運命を決定づける出来事が起こるのでした。それは、1952年の『ライフ』誌(8月7日号)のためのインタビューでの出来事でした。『ナイアガラ』撮影中のマリリン・モンローが「ベッドで身にまとうのはシャネルN°5を数滴だけ」というコメントを発したのでした。
シャネル

【シャネル】N°5(No.5)の歴史② 1921年5月5日木曜日

シャネルN°5が初公開されたのは、カンボン通りのブティックで、1921年の5月5日でした。そして、1921年から24年の間は、パリとドーヴィル、ビアリッツ、カンヌにあるシャネルブティックでのみ販売されました。
シャネル

【シャネル】N°5(No.5)の歴史① この香りの魅力のすべて

エルネスト・ボーは、1921年に10種類のサンプルを完成させました。そして、ガブリエル・シャネルの前に、試作品のガラスの小瓶が、1から5、20から24のラベルをつけて10本並べられました。ガブリエルは、一通り試香し、迷いなく5番の小瓶を選んだのでした。
グッチ

【グッチ】グッチ フローラ ゴージャス ジャスミン オードパルファム(アルベルト・モリヤス)

グッチが2021年8月に発売した「グッチ フローラ ゴージャス ガーデニア」からはじまる「フローラ」コレクションの第二弾として、2022年9月に発売されたのが「グッチ フローラ ゴージャス ジャスミン オードパルファム」です。アルベルト・モリヤスによって調香されました。
ザ・ディファレント・カンパニー

【ザ ディファレント カンパニー】セル ド ベティベル(セリーヌ・エレナ)

燃え盛る木と洗い清めてくれる海水という相反するものを融合した香りとしてジャン=クロード・エレナの娘セリーヌ・エレナにより2006年に生み出された、ザ・ディファレント・カンパニーにおける二作目の香りが「セル ド ベティベル」です。
ザ・ディファレント・カンパニー

【ザ ディファレント カンパニー】ジャスマン ドゥ ニュイ(セリーヌ・エレナ)

ジャン=クロード・エレナが2004年からエルメスの専属調香師になったことにより、ザ・ディファレント・カンパニーは、ジャン=クロードの娘セリーヌ・エレナに彼女の処女作を作るように依頼しました。こうして2005年に誕生したのが「ジャスマン ドゥ ニュイ」でした。
関西・名古屋

フレグランスコーナー・カワベ 大阪高島屋【全国フレグランス×香水聖地巡礼ガイド2024】

日本でもっとも素晴らしいチーフの方がおられるカワベのカウンターは、大阪高島屋にあります。ここの女性チーフ様は、カワベの香水(ブルガリ、アクアディパルマ、ミラーハリス)だけでなく、他ブランドの香水についても豊富な知識をお持ちの方です。
エルメス

【エルメス】テール ドゥ エルメス オー ジヴレー(クリスティーヌ・ナジェル)

2021年にクリスティーヌ・ナジェルは、エルメスにおける念願のオリジナルのメンズ・フレグランス「H24」を誕生させました。そして、その翌年の2022年に〝The Heat of Ice=氷に秘められた熱〟をテーマに生み出されたのが「テール ドゥ エルメス オー ジヴレー」です。
クロエ

【クロエ】ノマド アブソリュ ドゥ パルファム(クエンティン・ビスク)

2018年に発売された「ノマド オード パルファム」をさらに濃厚にした香りとして2020年に発売されました。ミドルノートにフルーティな洋酒のような甘さのダバナを加え、マリベルとオークモスのシプレ調をより濃厚なものにしています。調香は、引き続きクエンティン・ビスクにより行われました。
その他のブランド

【モスキーノ】アイ ラブ ラブ(オリヴィエ・クレスプ)

「ポパイ」のオリーブを香りのイメージにした、モスキーノの「チープ&シック」シリーズより、2004年に発売された典型的なファッション・フレグランスです。フローラルフレッシュフルーティな香りは、オリヴィエ・クレスプにより調香されました。
ゲラン

【ゲラン】アプレロンデ(ジャック・ゲラン)

「アプレロンデ」とは、フランス語で「にわか雨の後で」という意味です。それは1906年にゲランの三代目調香師ジャック・ゲランにより調香された香りであり、彼の印象派絵画への愛を香水に昇華させた意欲作でした(この年、ポール・セザンヌは雨に打たれて死去した)。
その他のブランド

【アレッサンドロ デラクア】アレッサンドロ デラクア(オリヴィエ・クレスプ)

2010年にN°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)をスタートさせることになるアレッサンドロ・デラクアがまだ彼自身の名前でブランド展開していた頃のフレグランスです。2001年にオリヴィエ・クレスプにより調香されたこの香りは、石鹸系フレグランスの「幻の名香」と呼ばれています。
シャネル

【シャネル】ガブリエル シャネル エッセンス(オリヴィエ・ポルジュ)

2017年9月に、14年ぶりの新作フレグランス「ガブリエル シャネル」が発売されました。そして、2019年9月に、その続編となる「ガブリエル シャネル エッセンス」が発売されました。シャネルの4代目専属調香師オリヴィエ・ポルジュにより調香されました。
メゾン・マルジェラ

【メゾン マルジェラ】スプリングタイム イン ア パーク(ジャック・キャヴァリエ)

「スプリングタイム イン ア パーク」は、2019年にメゾン マルジェラの「レプリカ」(Line③)フレグランスの15作目として発売されました。透明感のある清らかなフローラルフルーティーの香りです。ルイ・ヴィトンの専属調香師であるジャック・キャヴァリエにより調香されました。
メゾン・マルジェラ

【メゾン マルジェラ】コーヒー ブレイク(ジャック・キャヴァリエ)

「コーヒーブレイク」は、メゾン マルジェラの「レプリカ」(Line③)フレグランスの14作目として2020年2月10日に発売されました。ストックホルムのコーヒーショップをイメージした、ミルクと珈琲の香りです。ルイ・ヴィトンの専属調香師であるジャック・キャヴァリエにより調香されました。
原節子

『麦秋』Vol.1|16才の原節子様の、1937年の世界一周の旅

1949年に『晩春』で小津安二郎監督の作品にはじめて出演した原節子様が、以後出演する2作品『麦秋』と『東京物語』の役名が紀子であることから紀子三部作と呼ばれています。とても興味深いのは、『晩春』と『麦秋』の間に、黒澤明監督作品で、三船敏郎との初共演となる、ドストエフスキーの小説を原作とした『白痴』(1951)に出演したことでした。
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