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【ゲラン】アクア アレゴリア フィグイリス(ジャン=ポール・ゲラン/マリー・サラマーニュ)

ゲラン
©GUERLAIN
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アクア アレゴリア フィグイリス

原名:Aqua Allegoria Figue-Iris
種類:オード・トワレ
ブランド:ゲラン
調香師:ジャン=ポール・ゲランマリー・サラマーニュ
発表年:2008年(現在販売終了)
対象性別:ユニセックス
価格:75ml/6,500円

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イチジクとアイリスの奇妙な関係

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ゲランが、極めつけの天然素材をピックアップし、その素材から明るい一面を引き出し、幸せなひとときを人々に与えてくれる軽やかな香りを作るというコンセプトで、1999年に誕生した『アクア・アレゴリア』シリーズ

「フィグイリス」はその第九弾として2008年に発売された2作品のうちのひとつです。ジャン=ポール・ゲランマリー・サラマーニュにより調香されました。

「フィグ-イリス」とは、フランス語で「イチジクとアイリス」の意味です。弾けるグレープフルーツからはじまり、イチジクとアイリスの大胆な組み合わせにバイオレットが絡み合うことにより、フルーティーさ(みずみずしさ)ではなくグリーンなパウダリーさの中にほんのりと甘さを生み出すことに成功しています。

ベースにおいては、ゲルリナーデの片鱗を覗かせる独特なバニラとアイリスの調和を感じることが出来ます。

ルカ・トゥリンは『世界香水ガイド』で、「フィグイリス」を「ほこりっぽいグリーン」と呼び、「ゲランとはいえ、アクア・アレゴリア・シリーズはいただけない。もともと「良質の素材を用いて、シンプルかつ大胆な、しかしゲランらしい軽めの香水」を作ろうという賢明な発想から生まれたシリーズだったのに、どんどん落ちぶれてしまい、今では、けたたましい科学香料を使った少女趣味なアコードの香水ばかりだ。」

「このフィグ・イリスからは、フィグ(イチジク)もアイリスも香ってこない(あえて言えばイチジクの葉と埃の臭い)。あまりにも高価な芳香剤だ。」と2つ星(5段階評価)の評価をつけています。

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香水データ

香水名:アクア アレゴリア フィグイリス
原名:Aqua Allegoria Figue-Iris
種類:オード・トワレ
ブランド:ゲラン
調香師:ジャン=ポール・ゲランマリー・サラマーニュ
発表年:2008年(現在販売終了)
対象性別:ユニセックス
価格:75ml/6,500円


トップノート:ベルガモット、グレープフルーツ、バイオレット
ミドルノート:アイリス、イチジク
ラストノート:バニラ、ベティバー