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【2018‐19年冬】おすすめラグジュアリーバッグPART3<ロエベ>

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エディター・プロフィール:圭子・スカイウォーカー

生年月日不明。性別不明。国籍日本。見た目は30代前半、身長170cmくらい。藤圭子にすごく似ている。ラグジュアリー・ファッションに対する情報の幅の広さから、恐らく現役の関係者と推測される。本人とのやり取りはメールと電話と二度っきりの会見のみ。口癖「ファッション誌はあてにならないので読まないわ」。大好きなものは「ダイアン・アーバスの写真とニーナ・シモン」、最も嫌いなものは、「SNSに夢中な女子と、プチプラ自慢する人たち」とのこと。(長谷紅記)

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3.ロエベ

前シーズン記事 2018年春夏おすすめラグジュアリーバッグPART13<ロエベ>

恐らく、青山や銀座で、最も洗練されている女性たちが持っているオフタイムのバッグは、ロエベのハンモックね。

1872年に、ドイツの革職人エンリケ・ロエベが、マドリードで1846年から創業されている革の工房を見学し、全ての工程のクオリティの高さに感銘を受け、その工房で働くことになったことからロエベの歴史は始まったの。やがて、1892年にロエベの初ブティックをマドリードにオープンし、1905年にはスペイン王室御用達に。

1965年、初代デザイナーにカール・ラガーフェルドが就任。1996年からLVMHの傘下に入り、97年、ナルシソ・ロドリゲスがデザイナーに就任し、2015年SSメンズコレクションよりジョナサン・アンダーソン(1984-)がクリエイティブ・ディレクターに就任し、今に至るの。

ロエベの最高の強味は、最高級のラムスキン(羊革)やカーフレザー(子牛の革)を独自のなめし技法で丁寧に加工し、出来上がった最高の革の中から厳選した1割にも満たない面積の革を使用するところにあるの。そんな革の手触りは、レザーというよりも上質なシルクのようだから、ロエベのバッグには裏地が使用されていないの。もちろん裏地をつけないバッグを作るためには、最上級の中の最上級の大きな一枚革と、職人の能力が求められるのよ。

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ゲートスモールバッグ 241,920円 ★★★★★





クリエイティブディレクター、ジョナサン・アンダーソンの快進撃が止まらない!

2018年春夏ランウェイショーでデビューしたによるゲートバッグは、その名の平凡さとは対照的に、乗馬の鞍にインスパイアされた、バームクーヘンを半分に切ったような形が個性的なクロスボディバッグよ。

サイドに取り付けられたメタルピンとそこから垂れ下がるレザーストリップ、そしてフロントでベルトリボンを結び開閉するスタイルから、「ゲートバッグ」と名づけられたの。高級レザーであるソフトグレインカーフスキンを使用して、手作業で巧みに作り上げられているの。

斜めがけにしても、手持ちにしてクラッチにも使える今どきのショルダーバッグなんだけど、機能性もさることながら、クロエの同サイズのショルダーバッグにはない洗練されたデザイン力を感じるバッグなの。

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ブラックハンモック 378,165円 ★★★★★




オールブラックのカーフレザーでステッチまでブラックのオールブラック・ロエベ。2018年の最強のモード・バッグは間違いなくこのブラック・ロエベよ!(もうこれ以上語る必要がないくらいにパーフェクトなモードバッグ。ディオールからセリーヌ、ラグジュアリー・ストリートに傾倒しているバレンシアガ、ルイ・ヴィトンまであらゆるファッションにとっての界王拳的役割を果たすバッグよ、これは!)