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【ゲラン】アクア アレゴリア ハーバフレスカ(ジャン・ポール・ゲラン/マチルド・ローラン)

ゲラン
©GUERLAIN
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アクア アレゴリア ハーバフレスカ

原名:Aqua Allegoria Herba Fresca
種類:オード・トワレ
ブランド:ゲラン
調香師:ジャン=ポール・ゲランマチルド・ローラン
発表年:1999年
対象性別:女性
価格:75ml/14,960円
公式ホームページ:ゲラン

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草原に輝く『魔法のミント』の香り


ゲランが、極めつけの天然素材をピックアップし、その素材から明るい一面を引き出し、幸せなひとときを人々に与えてくれる軽やかな香りを作るというコンセプトで、1999年に誕生した『アクア・アレゴリア』シリーズ

2022年5月1日にシリーズ全12作品が、最大95%の天然由来成分を配合したナチュラルフォーミュラに加え、ゲラン初の試みとして、有機栽培のビーツから抽出されたアルコールのみ配合するという、2つのサステナブルな革新を迎え、生まれ変わりました。ただし、それぞれの品質や香りの軌跡はそのままです。

ハーバフレスカ」は、その記念すべき最初の5作品のうちのひとつです。ジャン=ポール・ゲランマチルド・ローランにより調香されました。

そして、2022年現在、「パンプルリューヌ」と共に、23年間このグループのセンターに君臨し続ける〝永遠のアクア・アレゴリア〟のツートップのうちのひとつです。

〝ハーバフレスカ〟=〝新鮮なハーブ〟。夏の嵐の後、露を帯びた草の上を裸足で歩いた(マチルドの実体験)時の草木の匂い。モヒートの中に飛び込んだようなグリーン・アロマティック・シトラスの香りです。

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TRPM8(トリップエムエイト)を刺激してくれる香り

©GUERLAIN

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私はパリのモンパルナスで育ちました。最愛の祖父の庭を早起きして裸足で歩くのが大好きでした。そして、この体験が、私の嗅覚を磨き上げてくれたのだと思っています。

そんな祖父が101歳で亡くなりました。その祖父の庭に敬意を表して、私は「ハーバフレスカ」を作りました。シクラメン、ローズ、ラベンダー、アネモネの間を裸足で歩いた、あの魔法のような瞬間を瓶詰めにしたいと思いました。

この香りは、悲しみから喜びに代わる、私の〝香りのアルバム〟なのです。

マチルド・ローラン

「朝が来ます。そよ風も吹きます」という歌のような、草原の輝きを運んでくれるクローバーの香りが、ベルガモットとレモンの太陽の輝きと絡み合う〝爽快感〟からこの香りははじまります。

そして、あっという間にスペアミントを砕いたようなグリーンティーのサクサクするような香りがやってきます。眠っていた何かを覚醒させるようなパワーのある香りに包まれながら、そんな香りをなだめすかすようにスズランとシクラメンがひんやりと包み込んでくれます。

このミントティーとひんやり系フローラルのアンバランスなバランスがこの香りの魅力です。

この香りには、ハーブの癒し効果と、TRPM8(トリップエムエイト)を刺激する、ひんやりとした清涼感があります。だからこそ自分だけでなく、周りさえも幸せな気分にしてくれる稀有な香りと言えます。

ベルガモット カラブリア」「ペラ グラニータ」「グラナダ サルヴィア」または「オランジェ ソレイヤ」とのミクソロジーがおすすめされています。

ルカ・トゥリンは『世界香水ガイド』で、「ハーバフレスカ」を「へんてこミント」と呼び、「練習問題。ミントを香水の中心にすえて、しかも歯磨きを連想させないこと。ほとんどの調香師はおりるだろうが、ゲランはトライしてみた。まず、奇妙なミント(シソ)を使う。これは日本人が寿司に使うもので、独特の、アニスっぽい感触がある。」

「次にそれを、特別に新鮮でかぐわしく心を癒すライム、バーベナ、紅茶などの混合液と合体させ、フローラルを少しあしらって薬臭さを中和させる。しまいによく混ぜて、可愛らしい瓶に入れれば出来上がり。実に簡単。」と3つ星(5段階評価)の評価をつけています。

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香水データ

香水名:アクア アレゴリア ハーバフレスカ
原名:Aqua Allegoria Herba Fresca
種類:オード・トワレ
ブランド:ゲラン
調香師:ジャン=ポール・ゲランマチルド・ローラン
発表年:1999年
対象性別:女性
価格:75ml/14,960円
公式ホームページ:ゲラン


トップノート:レモン、クローバー
ミドルノート:グリーン・ティー、スペアミント
ラストノート:シクラメン、スズラン