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その他の男優たち

フィル・ダニエルズ/スティング2 『さらば青春の光』2(2ページ)

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もはやタイムレスな魅力溢れるモッズ・スーツ

ラスト・シーンで、英国最大の自殺の名所であるビーチー岬からダイブを計るジミー。

ゆるく崩し気味に着てもカッコいいのがモッズスーツの特性。

モッズの一部は、ジミーのようにアイラインをメイクするようになったのでした。

アンフェタミンにバルビツールを少し混ぜた青紫色のハート型「パープルハーツ」を使用。

モッズ・スタイル9 ジミー・クーパー
  • ワインレッド・ジャケット、ナローラペル、3つボタン、スクエア・ショルダー、サイド・ベンツ
  • ダークカラー・トラウザー
  • ストライプ柄の白シャツ、カッタウェイ
  • 黒のナロータイ
  • タッセル・ローファー
  • モッズコート

最後にモッズスーツについて見てみましょう。モッズは、絶対にイタリアの生地(主にモヘア)にこだわりました。そして、ビスポークテーラーによって仕立ててもらいます(白色も好む)。まずはジャケットの特徴として挙げられるのが、ナローラペルで、Vゾーンが狭く、ゴージーラインの位置が高いことです。そして、ジャケットの前端が丸くカーブし、丈が短く、サイドベンツを備え、3つボタンかもしくは4つボタンということです。

トラウザーは、ローライズで、折り返しはなく短め。ネクタイはシャープなニットが好まれ、シューズは、タッセル・ローファーやサイドゴア・ブーツやデザートブーツ、つま先の尖ったウインクル・ピッカーズも好まれました。やがてモッズスーツは量産され、ビートルズによって、そのスタイルは完成されたのでした。

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グラムロックの始祖二人も元々はモッズだった。



デヴィッド・ボウイ(1947-2016)、1966年。


マーク・ボラン(1947-1977)、1962年。