パシオン チョコ
原名:Pasion Choco
種類:エキストレド パルファム
ブランド:ニシャネ|NISHANE
調香師:ジョージ・リー(ホルヘ・リー)
発表年:2013年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/23,100円
パッション・フルーツ×ダークチョコレートの香り
2012年にトルコ・イスタンブールで創業したフレグランス・ブランドのニシャネより、2013年に発売された「パシオン チョコ」は、オリエンタル・バニラの香りとして、ジョージ・リーにより調香されました。
コロンビアのボゴタをイメージして生み出されたこの香りは、パッションフルーツとダークチョコレートの組み合わせというニッチ・フレグランスにしか出来ないチャレンジ精神に溢れています。
そんなこの香りは、その名のとおり、果肉を感じさせるようなジューシーなパッションフルーツの香りからはじまります。すぐにコーヒーの香りが現れ、ビターでジューシーという不思議な香りに包まれていきます。
やがて、パッションフルーツの香りはだんだんと弱まり、キャラメル化したグレープフルーツが現れ、オーキッドのみずみずしさにより甘さは控えめになり、スパイシーなコリアンダーのヴェールに覆われていきます。どうやらこのヴェールの向こうには何かとんでもないものがありそうです。
仄かなスパイスコーヒーの香りを伴わせながら、そのヴェールを突き抜けた瞬間!そこには、ダークチョコレートがぐつぐつと煮詰められた大きな釜があるのです。強く香るダークチョコレートと今までの全ての香りが最初は反発しあいながらも、バニラとパチョリ、ベンゾインの仲介により、クリーミーなプラリネの側面を強めながら、ダークチョコレートは官能的な〝黒い閃光〟を解き放つのです。
チョコレートの香りが好きな人にとって、一度は体感することをお勧めしたい稀有な香りです。
香水データ
香水名:パシオン チョコ
原名:Pasion Choco
種類:エキストレド パルファム
ブランド:ニシャネ|NISHANE
調香師:ジョージ・リー(ホルヘ・リー)
発表年:2013年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/23,100円
トップノート:パッションフルーツ、コーヒー、グレープフルーツ
ミドルノート:ダークチョコレート、オーキッド、コリアンダー、リンデン・ブロッサム
ラストノート:バニラ、ベンゾイン、ブラックムスク、パチョリ