シンクロナイズド・ダンシングが始まる!
「今夜はビート・イット」 1983年2月リリース。全米第1位/全英第3位
アルバム『スリラー』からの第三弾シングルです。作詞・作曲はマイケル・ジャクソン。ヴァン・ヘイレンのエディ・ヴァン・ヘイレン、TOTOのスティーヴ・ルカサー(ドラムのジェフ・ポーカロも参加)の二人のギタリストが参加しているハードロックとR&Bが融合した当時、珍しい曲調でした。
80人のLAのリアルギャングも出演した『ウエスト・サイド物語』をモチーフとしているMTVが話題になりました。ここから、『スリラー』へと連なるマイケル・ジャクソンの集団による統一された振り付け=シンクロナイズド・ダンシングが始まります。
クインシー・ジョーンズはナックの「マイ・シャローナ」のような曲をアルバムに望んでいました。マイケルはそのテイストに全く興味がなかったので、「もしボクがロックを買うならどんなロックが欲しいかな」と、研究し、考えて作曲しました。この曲も翌年の1984年のグラミー賞を8部門獲得したうちの最優秀シングル賞と最優秀男性ロック・ヴォーカル・パフォーマンス賞を獲得しました。そして、ブラック・ロック・ミュージックの先駆けと言われるようになります。

最もマイケルがカッコいい時期と言う人もいる<スリラー期>。

マイケルと言えば、回転の後のつま先立ち。

ジェリーカールのマイケルジャクソン。もう既に完成されていました。
マイケル・ジャクソン・ルック5 レッド・シングルライダース・スタイル
- 赤のレザーシングルライダース。所々にブラック・ジッパー。肩にシルバーのスワロフスキー・クリスタル。
- 水色のプリントシャツか白シャツ
- キャメルレザーベルト
- 黒のジーンズか黒のサイドライン付きパンツ
- 白のルーズソックス
- 黒のレザーのペニーローファー

1984年2月グラミー賞ノミリタリー・ファッション。

この時、マイケルはブルック・シールズと共に現れます。

同年5月16日、ホワイトハウスにてレーガン大統領と会見時はさらにパワーアップしています。
マイケル・ジャクソン・ルック6 スーパーナポレオン・スタイル
- ブラック・スパンコール。ナポレオン・ジャケット。
- ティアドロップ・サングラス
- 白のタキシードシャツ
- ブラックのテーラードパンツ
- 片方だけの白のラインストーン・グローブ