グッチ ビューティ 髙島屋大阪店
場所 大阪・難波
住所 大阪府大阪市中央区難波5丁目1番5号 髙島屋大阪店 1F化粧品売り場
電話 06-6632-9281
2024年6月14日にオープンしたグッチビューティ初の本格的ビューティブティック(新宿伊勢丹オープンは10月23日)。ザ アルケミスト ガーデンもフルラインナップで揃っているこの店舗のブティック・マネージャーとして、かつてDIOR BEAUTY SHIBUYAの香水接客で人気があった男性ビューティアドバイザーの方が就任しています。
グッチ ビューティのはじまりとその野望。
1921年にグッチオ・グッチにより創業されたグッチが、ビューティ・ラインをスタートしたのは、2014年11月のことでした。この時グッチが提携したのはP&Gでした。しかし、2015年1月にアレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブ・ディレクターに就任し、ビューティ・ラインは、P&Gからコティに売却され、仕切り直しすることになりました。
そして2019年5月より、グッチは、ビューティ・ラインを再始動させることになるのでした(プロジェクト自体は2018年半ばからスタートしていた)。これは2019年1月に発売された最高級フレグランス・コレクション「ザ アルケミスト ガーデン=錬金術師の庭」に続く流れでした。
2021年9月23日にごく一部のグッチ・ブティックに、ビューティ・ラインが日本初上陸したのですが、パンデミックの最中である上に、ビューティ・アドバイザー不在の環境での販売には無理があり、すぐに機能不全に陥っていました。
そして時が経ち、2023年10月18日~12月25日まで伊勢丹新宿店 本館2階で期間限定ポップアップイベントが開催され、2024年3月1日に大丸心斎橋店に初店舗がオープンしたのでした(ただし、こちらでは「ザ アルケミスト ガーデン」は取り扱われていない)。
グッチ・フレグランスの聖地ここに誕生す。
そして2024年6月14日に満を持してフルラインナップを初めて揃えたグッチ ビューティ・ブティックが、高島屋大阪店にオープンしました。
世界的には大企業のコティではありますが、コティ・ジャパンは2020年11月30日に設立されたばかりであり、マネジメントもトレーニング体制も未熟であり、現状、グッチ ビューティの接客は、他のラグジュアリー・ブランドのビューティ部門と比べると遥かに劣るものです。
しかし、そんな中、高島屋大阪店に、DIOR BEAUTY SHIBUYA等で実績を積んできた、男性のビューティ・アドバイザーの方が、ブティック・マネージャーに就任することになったのでした。
この方は、カイエデモードにおいてもかつて聖地認定させて頂いたほど、香水愛に溢れる接客をしてくださる方です。ディオール時代は、バックステージでメイクアップを担当しながらも、溢れんばかりの香水愛をもって、ブティック内のメゾン・クリスチャン・ディオールも担当し、その説明はとても素晴らしいものでした。
この方が素晴らしい点について箇条書きさせて頂きます。
- ディオールのヴィンテージの香り「ディオリシモ」「プワゾン」から、ルラボの「ヴァニーユ44」まで、幅広く香水を愛好しておられるので、実際に自分自身も高い香水を購入されているので、「ザ アルケミスト ガーデン」を選ぶ時のお客様の気持ちがよく分かる。
- ル シヤージュ京都の米倉さんやNOSE SHOP 大阪の前店長で、現在KO-GU(コーグ)の青年店長様など広い香水業界の人脈を持つ。
- 何よりもランコム、ディオールでビューティアドバイザーをしてこられたので、美意識とリンクして香水カウンセリングしてくださります。
- 人当たりが良く、話しやすい。
以下、コティ・ジャパンの方には読んで頂きたくないのですが、グッチの最高級フレグランス・ライン「ザ アルケミスト ガーデン」は、2019年5月21日に日本上陸して以来、今まで、グッチブティックにおいて、愛情をもって扱われてきたことはありませんでした。4万円以上するフレグランスであるにも関わらずです。
そんな日陰者の扱いを受けてきた「ザ アルケミスト ガーデン」に、はじめて愛を注ぐ場所が誕生したと言っても過言ではないでしょう。そして、グッチ ブルームやギルティ、フローラの香りもしっかりと選ぶことが出来る環境であることは言うまでもありません。
ついに、グッチ・フレグランスの聖地ここに誕生です。