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フエギア 1833 GINZA【全国フレグランス×香水聖地巡礼ガイド2023】

東京
©FUEGUIA 1833
東京
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フエギア 1833 GINZA

場所 東京・銀座
住所 東京都中央区銀座6丁目10−1GINZA SIX 3階
電話 03-6263-8039

2015年に日本に上陸し熱狂的なファンを獲得している「フエギア」。2020年に二号店を京都に出店する予定でしたが、残念ながら新型コロナの影響により断念しました。そのような困難を乗り越え、2021年4月17日にGINZA SIXに二号店をオープンしたのでした。

業界屈指のフレグランスのトレーニングを行っているだけあり、両店舗ともパルファム・コンシェルジュの素晴らしい接客を受けることが出来ます。

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2015年10月7日、フエギアは日本初上陸を果たしました。

©FUEGUIA 1833

日本でも有数のラグジュアリー・ホテルであるグランドハイアット東京の1Fロビー内に「フエギア1833」が初上陸したのは、2015年10月7日のことでした。

2010年に設立されたアルゼンチン発のニッチ・フレグランス「フエギア 1833」は、イギリスのビーグル号がチャールズ・ダーウィンらを乗せて南米を探検した1833年をそのブランド名の由来としています。フエギアとは、この時に同行したインディオの少女フエギア・バスケットの名から取られたものです。

調香師ジュリアン・ベデルのこだわりもあり、100種類もの香りのラインナップがある上に、香料がマイナーチェンジすることが多いため、名前は同じでも一年前の香りとは全く違ったりします。

そのためフエギアでは、パルファム・コンシェルジュと呼ばれる、フエギアのフレグランスに100%精通した販売員たちをトレーニングすることに重きが置かれています。日本でも有数のフレグランス接客を体験することが出来ると言われているのは、しっかりしたトレーニングと日々の自習(コンシェルジュの皆様は常に自習されている)が存在するからなのです。

そういう意味では、フエギアのフレグランス販売員の接客姿勢から、全ブランドのフレグランス販売員の皆様が学ぶべきところは大いにありと言えます。

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GINZA SIXにおられる二人の神コンシェルジュ様

©FUEGUIA 1833

2019年10月20日~23日にかけて伊勢丹新宿店で開催された香りの祭典「サロン ド パルファン」において爆発的な売り上げをあげたフエギアは、以後、フレデリック・マル/キリアンの隣にカウンターを構えるようになりました。

しかし、2020年12月29日をもって伊勢丹新宿店から撤退し、2021年4月17日に、リニューアルしたGINZA SIXに、六本木店の2倍以上の敷地面積を誇る二号店をオープンさせたのでした(2023年11月24日よりオープンする麻布台ヒルズに三号店がオープンします)。

フエギアのような薄暗い空間においては、「フエギア愛が試される」という風などこか突き放された冷たい接客だなと第一印象で感じるときもあります。しかし、じっくりと接客を受けてみると皆様から以下の部分を共通して感じることが出来ます。

  1. 心を込めてフエギアの世界観をお伝えしようという人間的な温かさ
  2. 他のブランドの香水に対しても敬意を払う、深い香水愛
  3. 求める香りに対するお客様からの言葉の引き出し方の上手さ
  4. お客様の気持ちをワクワクさせる語り口

ちなみにここにおられる長身の男性コンシェルジュ様は、元々現在のLE LABO KYOTOのチーフ様、ドルセー青山本店の店長様と一緒にルラボ代官山店で働き、〝伝説の神〟=現ルラボ GINZA SIXの男性店長様の下で香水接客のイロハを吸収された方なのです。