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ルラボ GINZA SIX【全国フレグランス×香水聖地巡礼ガイド2023】

東京
©GINZA SIX
東京
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ルラボ GINZA SIX

場所 東京・銀座
住所 東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 1F
電話 03-6280-6646

東京の香水販売員の方々に最も影響を与えているレジェンドは誰かと聞かれたら、それは、GINZA SIXのルラボの男性店長(ブティックマネージャー)様でしょう。この方は、ルラボ代官山オープニングスタッフであり、かつてはディプティックの青山店の店長兼トレーナーを歴任された『東京のトップオブトップ』です。

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東京のトップオブトップ

©GINZA SIX

2017年04月20日にオープンした「ギンザ シックス(GINZA SIX)」に最初から存在する「ルラボ」は、代官山店に続く二号店としてオープンしました(後に、日本橋三越、青山、渋谷パルコ、二子玉川、ニュウマン新宿、六本木ヒルズ、原宿、下北沢、伊勢丹新宿へと拡大してゆきます)。

東京の香水販売員の方々だけでなく、関西の香水販売員の方々にも(あとルイ・ヴィトン表参道のフレグランス・スペシャリスト様にも)絶大なる影響を与えているのが、この男性店長様なのです。

以下、この方の素敵なところを列挙させていただきます。

  1. ひとつひとつの香りに対する名人芸のような語り口
  2. 香水のトレーナーも経験されているので、とにかく香りについての説明の引き出しが豊富です(東京の香水販売員の方々にとって、この方の接客を受けるのがステイタスらしい)
  3. ヴィンテージ香水の知識は驚異的です
  4. お会いして一秒で分かる溢れんばかりの香水愛
  5. すべてがパーフェクト
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日本の香水販売員の方々に最も影響を与えている方

この方が、ルラボが代官山にしかなかった時代に育て上げた後輩販売員の方々や、ディプティックのトレーナー時代に育て上げた販売員の方々は、カイエデモードから見ても素晴らしい販売員様が多いです(ドルセーフエギアで活躍されています)。

簡単なことに見えますが、香水販売員にとって、成長できるかどうかの運命の分かれ目はいい先生(メンター)を見つけることが出来るかどうかにかかっています。素晴らしいメンターに巡り合う事が出来れば、香水に対する愛が化学反応を生み出し、自分でも驚くほどに素晴らしい香水販売員になることが出来ます。

一方、旧態依然とした、〝香水接客とは、ムエットに香りを吹きかけて、香料だけ読み上げ、後はお客様の近くに立って黙っておけばよい〟と考える尊敬に値しない店長や先輩の下で働くようになると、香水愛はあっという間に失われ、あれほど情熱的だった接客も、事務的かつ、お客様を値踏みするような「あなたは今日買うつもりないでしょ?」というような視線を向けてしまう販売員になってしまうのです。

この男性店長様をメンターと仰ぐ方々に共通している接客姿勢は、お客様に寄り添う姿勢です。決して、知識をひけらかさず、皆様、本当に心地よい接客をして下さるのです。

ひとつだけ問題があるとするならば、このお店は今、『日本で最もいそがしい香水ショップ』なので、訪問する日時を考えないといけないということです。であっても、この神店長様の香水接客を一度受けてしまうと、その独特な香水体験を忘れられなくなることでしょう。