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【バイレード】ブリオン(ジェローム・エピネット)

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その他バイレードブランド調香師香りの美学
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ブリオン

原名:Bullion
種類:オード・パルファム
ブランド:バイレード
調香師:ジェローム・エピネット
発表年:2012年
対象性別:ユニセックス
価格:不明

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梅と金木犀と白檀が呼ぶミステリアスな香り


2006年に創立されたバイレードから2012年に発売された「ブリオン」は、ジェローム・エピネットによって調香されました。現在は廃盤になっている香りです。「ブリオン」とは、「金塊、金の延べ棒」という意味です。

この香りは、バイレードの創業者であるベン・ゴーラムが旅した中東の情景・食事・人々・文化を織り交ぜた香りです。ちなみにこの香りに使用されているオスマンサスは、ロベルト社製の本当に金塊並みに高額な香料が使用されています。

通常、プラムの香りは、濃厚な甘酸っぱさか甘さのどちらかに振り切れがちなのですが、この香りのプラムは、本物のプラムが持つ複雑なグリーンとフレッシュな要素を加えた独特なものです。つまりは、甘くて甘くなく、酸っぱくて酸っぱくない、そして、新鮮でありながらも熟しているプラムの香りがします。

このトップに現れるプラムの香りを嗅ぐだけで胸がいっぱいになるのですが、そんなドラマティックなプラムの感動を冷却するようにピンクペッパーが現れます。

そして、すぐに、もうひとつの感動の波に呑み込まれることになります。温かい砂漠から吹く風のようななめされたバターのようなスエードレザーの風に乗り、甘いオスマンサスとマグノリアが到来するのです。何よりも、このレザーの陰には獰猛な獣が控えている気配がするのです。

そんなミステリアスなレザーの中で、オスマンサスはグルマンのような蜂蜜を含んだ甘さを放ちます。やがて、クリーミーなサンダルウッドとムスクの森が獣の心を溶かしていくように、優しく、温かく、香り立ちます。

フレッシュでジューシーなプラムが、オスマンサスの甘さを呼び、そんなフルーティーな空気に注ぎ込まれるミステリアスなレザーの気配。そして、その果てにあるクリーミーにとろけていくようなサンダルウッドに全身で愛されるような感触。

廃盤になったことが本当に惜しまれる魅力的なオスマンサスの香りです。

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香水データ

香水名:ブリオン
原名:Bullion
種類:オード・パルファム
ブランド:バイレード
調香師:ジェローム・エピネット
発表年:2012年
対象性別:ユニセックス
価格:不明


トップノート:プラム、ピンクペッパー
ミドルノート:レザー、オスマンサス、マグノリア
ラストノート:ダークウッディノート、サンダルウッド、ムスク

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