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長谷紅

アラン・ドロン

『サムライ』Vol.1|アラン・ドロンとトレンチコート

毎日が死装束。つまりいつ死んでもいいように身だしなみを整える。いいや、死地に向かうときに気持ちを引き締めるためにスタイルを確認する。鏡の前で帽子のつばをまっすぐに直すとき、この男=サムライのスイッチが入るのだ。男の美学。サムライの美学。身だしなみの美学。
その他の男優たち

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.5|ヘルムート・バーガーと女装

この映画のシンデレラ・ボーイの名をヘルムート・バーガーと呼ぶ。彼は当時ヴィスコンティの寵愛を一身に受けていました。20代のうちにしか出来ないことその一。それは才能の豊かな中年男女に寵愛されることです。人生とは年長者から学ぶ数だけ、その成長の度合いは高まるのです。
その他の伝説の女優たち

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.4|イングリッド・チューリンとヘルムート・バーガー

イングリッド・チューリン扮するゾフィーは、その時まで、人に対する感情などおおよそ持ち合わせていないような怪物でした。そんな彼女が、母子相姦によって、息子に対する母親の愛情と後悔の念を感じてしまい、その感情に陶酔感さえ覚えてしまうのでした。
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その他の伝説の女優たち

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.3|イングリッド・チューリン、怪物のような美女

スウェーデンという国が生み出した至宝の女優イングリッド・チューリン(1926-2004)。そのアイシー・ブロンド・ヘアーと冷たい美貌を生かし“雪で覆われた火山”の女性を演じることを得意としてきた彼女は、間違いなくこの作品の怪物でした。
シャーロット・ランプリング

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.2|シャーロット・ランプリングとルキノ・ヴィスコンティ

シャーロット・ランプリングが、女性誌においてファッション・アイコンとして取り上げられるとき、どのブランドを付けています。という観点ではなく、彼女自身の生き様について語られます。それは間違いなく彼女の「自然体」かつ「求道的な」演技スタイルによるものなのでしょう。
シャーロット・ランプリング

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.1|シャーロット・ランプリングには悲劇が似合う

世界中の女優が憧れる女優の一人。それがシャーロット・ランプリングです。女優にとって、尊敬に値する女優とは、若さあふれる絶世の美女ではなく、衰える容姿をものともせず、年を重ねても尚、カメラの前で魅力的な役柄を演じる女優のことを指します。
ダイアン・キートン

『アニー・ホール』Vol.3|ダイアン・キートンとアニー・ホール・ルック

ダイアン・キートンの実名はダイアン・ホール。そして、友人内でのニックネームはアニーです。つまり、アニー・ホールとは、ダイアン自身のことなのです。チャップリンが絶賛した新しい感覚のコメディを牽引したのは、間違いなく独立した女性像を示したダイアン・キートンの存在感でした。
ダイアン・キートン

『アニー・ホール』Vol.2|ダイアン・キートンとパンツルック

実は、スタイリストに問題があるのですが、服を着るということは、「リラックスした着こなし」を提案することが重要なのです。ファッションは、内面を反映します。アニー・ホール・ルックがハイセンスに見えたのは、ダイアン・キートンが普段のスタイリングを披露したからなのです。
ダイアン・キートン

『アニー・ホール』Vol.1|ダイアン・キートンとラルフ・ローレン

ウディ・アレンは、日頃から目にしていたダイアン・キートンのファッションセンスの良さを作品にストレートに反映させることにしました。そうです、アニー・ホールのスタイリングは、全て彼女自身が生み出したものなのでした。
その他の伝説の女優たち

『グランド・ホテル』1|ジョーン・クロフォードの魅力

4ページの記事です。 作品データ 作品名:グランド・ホテル Grand Hotel (1932) 監督:エドマンド・グールディング 衣装:エイドリアン 出演者:ジョーン・クロフォード/グレタ・ガルボ ハリウッドに君臨する女王グレタ・ガルボに...
カトリーヌ・ドヌーヴ

『シェルブールの雨傘』3|カトリーヌ・ドヌーヴのイヴ・サンローラン前夜

2ページの記事です。 作品データ 作品名:シェルブールの雨傘 Les Parapluies de Cherbourg (1964) 監督:ジャック・ドゥミ 衣装:ジャクリーヌ・モロー 出演者:カトリーヌ・ドヌーヴ/アンヌ・ヴェルノン/ニーノ...
カトリーヌ・ドヌーヴ

『シェルブールの雨傘』2|カトリーヌ・ドヌーヴとバーバリーのトレンチコート

2ページの記事です。 作品データ 作品名:シェルブールの雨傘 Les Parapluies de Cherbourg (1964) 監督:ジャック・ドゥミ 衣装:ジャクリーヌ・モロー 出演者:カトリーヌ・ドヌーヴ/アンヌ・ヴェルノン/ニーノ...
カトリーヌ・ドヌーヴ

『シェルブールの雨傘』1|カトリーヌ・ドヌーヴとフレンチシック

2ページの記事です。 作品データ 作品名:シェルブールの雨傘 Les Parapluies de Cherbourg (1964) 監督:ジャック・ドゥミ 衣装:ジャクリーヌ・モロー 出演者:カトリーヌ・ドヌーヴ/アンヌ・ヴェルノン/ニーノ...
アパレルの終焉

高級品 Luxury – ファッション・コラム

高級品 ラグジュアリー・ファッション・ブランドにおいて、最も相応しくないものは何でしょうか?10年前まではそうではありませんでした。しかし、今は、そこにいる販売員である場合が多くなりました。ラグジュアリーなものを購入しようとするお客様の気持...
その他の伝説の女優たち

『ゲッタウェイ』Vol.3|アリ・マッグローとトレンチコート

アリ・マッグローは、世界で最も美しい50人の1人に選ばれました。彼女はパラマウント映画の伝説的な若手ヘッド・プロデューサー、ロバート・エヴァンスを虜にし、スティーブ・マックイーンさえも夢中にさせた人であり、70年代を代表するファッション・アイコンでした。
アラン・ドロン

『サムライ』Vol.2|アラン・ドロンとチェスターフィールドコート

あくまでもファッションアイテムそれぞれがミニマルであって、スタイルにミニマルという言葉は相応しくない。メルヴィルブルーとアラン・ドロンの青い目と白い肌は見事に調和が取れ、メトロで走るドロンのコートのドレープと、革靴の響きがサムライのダンディズムを昇華させます。
エリザベス・テイラー

『陽のあたる場所』2|エリザベス・テイラーとイーディス・ヘッド

2ページの記事です。 作品データ 作品名:陽のあたる場所 A Place in the Sun (1951) 監督:ジョージ・スティーヴンス 衣装:イーディス・ヘッド 出演者:エリザベス・テイラー/モンゴメリー・クリフト/シェリー・ウィンタ...
エリザベス・テイラー

『陽のあたる場所』1|エリザベス・テイラーとプロムドレス

2ページの記事です。 作品データ 作品名:陽のあたる場所 A Place in the Sun (1951) 監督:ジョージ・スティーヴンス 衣装:イーディス・ヘッド 出演者:エリザベス・テイラー/モンゴメリー・クリフト/シェリー・ウィンタ...
アンナ・カリーナ

『気狂いピエロ』2|アンナ・カリーナとジャン=ポール・ベルモンド

3ページの記事です。 作品データ 作品名:気狂いピエロ Pierrot Le Fou (1965) 監督:ジャン=リュック・ゴダール 衣装:クレジットなし 出演者:ジャン=ポール・ベルモンド/アンナ・カリーナ 「二度とゴダールとは仕事をしな...
アンナ・カリーナ

『気狂いピエロ』1|アンナ・カリーナとココ・シャネル

2ページの記事です。 作品データ 作品名:気狂いピエロ Pierrot Le Fou (1965) 監督:ジャン=リュック・ゴダール 衣装:クレジットなし 出演者:ジャン=ポール・ベルモンド/アンナ・カリーナ アンナ・カリーナの母親、ココ・...
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