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アクア ディ パルマ GINZA SIX 旗艦店【全国香水聖地巡礼超ガイド2025】

東京
©Acqua di Parma
東京
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アクアディパルマ GINZA SIX 旗艦店

聖地評価:一ツ星
日本で唯一のアクア ディ パルマの単独店舗です。通常のフレグランス・コーナーにあるアクア ディ パルマの商品棚とは全く違う、イタリアの太陽、地中海の海、ブーツのような半島の大自然を思わせる、明るい店内とディスプレイが魅力的です。通常のカワベコーナーとは違い単独ブランドに特化した販売員だけあって、接客力も高いです。

場所 東京・銀座
住所 東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックスB1F
電話 03-5962-8531

GINZA SIXが2021年4月にリニューアルし、3つのフレグランス・ブランドが新店舗をオープンしました。「ゲラン」「フエギア」「アクア ディ パルマ」です。特に「アクア ディ パルマ」は、日本初の旗艦店として、100%ブランドの世界観を反映させた店舗です。

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2021年4月、日本初の「アクア ディ パルマ」の旗艦店オープン

©Acqua di Parma

1916年にイタリア・ミラノで創業したアクア ディ パルマが本格的に日本に上陸したのは、2017年夏にカワベ(川辺)が独占輸入販売権を獲得してからでした。

以降、百貨店に入っているカワベのフレグランスコーナー(伊勢丹新宿店、阪急うめだ、大阪高島屋等)で商品展開されているのですが、カワベのそれぞれの販売員の能力差(3年ほど前からのエリアマネージャー制の導入により改善されつつあります)や、売り場によってはブルーベルやフォルテの販売員の方々が、ボトルの底のカンニング・ペーパーを見ながら魂のない接客をするというお世辞にも恵まれた待遇を受けていませんでした。

さらに、メンズ・ファッション誌等の影響もあり、顧客自身が商品を決めて購入するブランドというイメージがついていました。

そのため、香水愛好家の多くが敬遠するフレグランス・ブランドのひとつというイメージがつくようになっていました。そんな中、2021年4月12日にアクア ディ パルマの日本初の旗艦店がGINZA SIXにオープンしたのでした。

端的に表現すると、今までのアクア ディ パルマの〝ミーハーなモテ香水を求める中年男性御用達ブランド〟というイメージ(あくまでイメージです)を完全に払拭する、とんでもなく素晴らしい空間と接客が保障されている店舗です。お会計用テーブルではなく、フレグランス・カウンセリングするスペースまで確保されています。

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本当の「アクア ディ パルマ」の姿がここにある。

©Acqua di Parma

この旗艦店では、アクア ディ パルマの商品棚の前で経験しがちな、「今この香りがオススメです」やら「有名な○○さんに紹介していただいている」という接客を受ける心配はありません。

どの販売員さんの所作も、その世界観を反映した気品と優雅さがあります。皆様、とても美しい日本語を話され、私達が今まで知らなかった、アクア ディ パルマというブランドの真の魅力に触れることが出来るはずです。

最近までおられた素晴らしい店長様の影響なのでしょうか、お客様に寄り添う接客に理解のある上司に恵まれていたことが、販売員の方々がイキイキと、まずは自分自身がその世界観を楽しみながら接客していることが良く伝わり、店舗全体が明るい空気に包まれています。

香水販売店で、意外に、店長は気づいていない事なのですが、同じ建物の中でも、ルラボGINZA SIXなどは、実に澱んだ空気が流れており、窒息死しそうです。さらにこちらのメゾン・クリスチャン・ディオールも「招かれざる客」の空気感が半端ないです。しかしこちらの店舗は、常にウェルカムな空気に満ちているのです。

©Acqua di Parma

さらに有難いことに、2016年から発売されているブランドの最高級ライン「ノート ディ コロニア」(約5万円)が、こちらと伊勢丹メンズ館8Fのイセタンメンズ レジデンスでのみ取り扱われているので、日本では出会えなかった「究極のアクア ディ パルマ」とも出会えます。